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白タマゴ、赤タマゴ、青タマゴ [Cook&Eat&Drink]

またしても大幅にサボっております(汗
おかげさまでなんだかんだと忙しくしております。

そしてまたしても食い物ネタでございます(恥w
一昨年の11月、一時帰国した際に食べたかったものといえば「たまごかけごはん」でした。
何せ、スーパーの生卵はサルモネラちゃんが怖くて半熟でも食べにくかったものですから。
大学の近くからソルトレークバレーを横切ってはるか南西に越してきて一年半が過ぎました。
この辺りは昔から住んでいる人も結構多く、この15年くらいで開発された住宅地の割りに一本入れば馬やヤギを飼う家も多く、ラクダまで飼っているところもあります。
もちろん、ウサギや鳥を飼う家も多いです。
住宅地では雄鶏は基本的に飼えないように法律で決まっているそうですが、雌鳥だけならほとんど鳴きませんし、一定の条件(広さや鳥小屋など)をクリアすれば結構飼えるようです。

ある時、夫が放送局のサイトで、「譲ります」コーナーを見ていたら、「タマゴお分けします」の情報をいくつか発見しました。
どうも近くらしいという2~3軒を拾って連絡しましたら、分けてくれるとのこと。
早速もらいにタマゴケースをつかんで行ってまいりました。
たいてい車で10分~15分くらいのところにあるお宅です。

皆自分のところで鶏を飼っている方で、家族だけで食べきれないのとエサ代を捻出するために分けているようです。たいてい1ダース12個単位で200円前後で、放し飼いの鶏からの生みたてタマゴが手に入るようになりました☆
スーパーでも放し飼いタマゴと謳うタマゴが手に入りますが、1ダースで300円以上します。
しかも生みたてかどうかは微妙です。

鶏の種類によって、手に入るタマゴの色もいろいろです。
白、赤、青というのが多いです。

Eggs-from-Debra_2.gif

白でも味が違いますが、青タマゴはとにかく香りが違います。赤タマゴももちろん黄身が濃くて白身も溶けないくらいしっかりしています。
おかげさまでもらってきた翌日の朝はタマゴかけゴハンを満喫できるようになりました。
親子丼も半熟、ラーメンの卵も半熟です。
日本では当たり前のように食べていた半熟や生のタマゴがアメリカでも手に入るようになって、とても有り難いです。
洗わない状態のものがあれば、そのままもらってきて、使う前に洗います。
その方が天然のバクテリア抗体物質がタマゴの劣化を守ってくれるのだそうです。

Eggs-from-Debra_1.gif

しかし二人でタマゴを一週間に12個、完全に使い切っております(汗
スーパーで買っていたときは二週間か10日くらいで12個使うくらいでした。
でも美味しいから良いんです(意味不明w
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ブルーギルは美味しい [Do it myself]

私が毎日のように見に行っている、読売新聞のサイトでこんな記事がありました。
ブルーギル、陛下に贈られた15匹の子孫証明
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091023-OYT1T00104.htm?from=main1

日本で仕事をしていた時は、滋賀県でもお仕事をさせていただいておりました。
琵琶湖ではバスもブルーギルも害魚で、食えたもんじゃない、という認識でした。
それでも、南湖のは臭くて北湖のは臭くなくて食べられるとも聞いておりました。


そしてユタでフライフィッシングを始めた私。
マス系は釣るためにそれなりに技術が必要ですが、ブルーギルは比較的簡単に釣れます。
水温が上がってこないと動きが鈍く、釣れないのですが、ひとたび暖かくなると好奇心が強いので、水の中でフライをちょんちょんと動かすだけで食いついてきます。
上手にキャスティングする必要もあまりありません。
私がブルーギルを釣りに行く湖は決まっているのですが、あまり風が強くなく、水温が上がってきていたらまずボウズはありません。
その湖は湧き水で、透明度が非常に高く、水草さえ繁らなければ底まで見通せます。
そこへ浮き輪の親玉のようなボートで浮いて、ぽちゃん、と仕掛けを落として後はクンクン、と引っ張るだけです。
あまりに釣れるので、夫などは釣り針のサイズを大きくしていたくらいです。

そこのブルーギル、実はとても美味しいのです。
湧き水で生きているためか、非常に淡白な白身で、少し小骨が多いものの、下手にスーパーでティラピアを買うより上等です。
しかも釣り制限数がマスなどは4匹までなどとなっているのに対し、こちらは30匹とか50匹とか、要するにそれだけ釣り上げられても平気なくらい繁殖力が強いということのようです。
今年は調子に乗って10匹以上、大きいものは体長20センチほど、平均で15センチ程度のを持って帰りました。
マスでもバスでもブルーギルでも、ポイントはギリギリまで生かしておいて、陸に揚げたらすぐに息を止め、家に着いたらすぐに鱗を落とし内蔵を抜き、塩をして冷蔵庫で2日ほど寝かすのが基本です。 そうすると身がしまって臭みもなく食べやすい状態になるように思います。
その後は少し多めの油で揚げ焼きのようにしたり、カレー粉をふってみたりするのが王道ですが、私は別の食べ方も好きです。もちろん、グリルで塩焼きも非常に美味しいです☆
10匹以上下処理をするのは大変だったので、さすがに少し後悔しましたが…(汗

淡水魚が特有の臭みがあるというのは、その魚がすんでいる環境のためで、必ずしも臭いわけでないというのをユタに来て学びました。重金属を含んでいる湖もあるので、川や湖で釣れば必ず持って帰るわけではありませんが、キープした魚たちは一度も臭かったことがありません。 ニューオーリンズの名物料理であるザリガニも、かの地で食べると恐ろしく泥臭いそうですが、近くの湖で捕ったものは水がきれいなために全然泥臭くなく美味しいそうです。

…まだ滋賀県でバスとブルーギルのクッキングコンテストをやっていたら応募してみようかと思います(爆
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ソルトレーク直行便 [情けない・・・ヨヨヨ]

今年6月にスタートした、成田―ソルトレークシティ間の直行便。
何とあっという間にお休み、ウワサによると来年5月にまた再開予定らしい、とのこと。
これまたウワサによると、成田→SLCは結構満杯だったけれども、逆がガラガラだったので中止したらしい、とも聞きます。

ですが、正直に言って、運行日程に問題があったのと、セールスがあまりに弱かったのじゃないの、と思ってしまっております。
私はその航空会社があまり好きではありませんし、関西方面までだと結局国内で移動しなければならないので、直行便の話を聞いても私自身としてはあまりメリットを感じませんでした。ですが、子供連れや親世代をこちらに呼ぶとなれば、やはり楽なので注目はしておりました。

しかし。運行日が平日のみでは、国立公園の玄関口としては最高の立地を活かしきれないと思いました。お勤めしている人であれば、夏休みは最大で土曜日から翌週の日曜日まで、9日間という人が多いと思います。一日早く戻って来たいとすれば、アメリカは金曜発になりますから問題ないとしても、日本から土曜発がないのは少々痛い運行スケジュールと感じざるをえません。

さらに。
私は現在、日本のパッケージ旅行に疎いのは確かですが。
そして、例のインフルのために、アメリカへの旅行が減っているであろうことも予想できますが。

それにしても、夏の国立公園めぐりパックツアーのようなものをほとんど目にしませんでした。あの宗教の信者さんで、一生に一度はエルサレム…、じゃない、SLC、という人ならともかく、別に高級ブティック街があるわけでもなく、プロスポーツチームのゲームが年中楽しめるわけでもなく、歌舞音曲の類が有名なわけでもないSLCの街自体に観光地としての魅力があるとは思えません。
それよりも国内でも有数の国立公園の宝庫、そしてイエローストーン国立公園にも最寄の大規模空港という特性を活かして、トレッキングのツアーや、国立公園めぐりツアーなどを組んでも良かったのじゃないの、と思ってしまうのです。
少しがんばれば、ラスベガスとグランドキャニオン、デス・バレーもセットにできる立地です。
もしかしたら、旅行会社に売り込みをかけても仕入れ値で合わなかったのかもしれませんが。

さらにさらに。
夏の国立公園もさることながら、冬のスキーをフィーチャーしなくてどうする!! というのはSLC周辺で生活する日本人の正直な感想です。
そのシーズン前に運休とはな・に・ご・とでしょうか(w
スキーマガジンでのレーティングでは、トップ10に2つ、ユタのスキー場が入っています。
一つはカナダのウィスラーよりも高評価です。このレーティングでは、コロラドのスキー場が多くトップ10入りしておりますが、コロラドは非常に滞在費が高くつきます。反面、裏側のユタはかなり滞在費を抑えることができ、雪質も遜色がないというメリットがあります。
いつか見たテレビニュースでは、この2つ以外のスキー場がウィスラーよりも高評価でした。
他にも、市街地から半時間程度のスキー場がいくつもあり、もちろん全部パウダースノーです。中には午後3時以降はリフト無料というスキー場もあります。
もう10年以上前から海外でスキーを楽しむためのツアーが旅行会社のパンフレットでいくつも見られ、海外スキーツアーも定着してきたように感じるのですが。

そんなスキーシーズンをみすみす逃してしまう航空会社…。本当に商売する気があるのでしょうか(汗 今では直行便を飛ばした理由もわかりません(汗 …まさか、布教活動の団体ご一行様のための実はチャーター便状態を当て込んでいたわけじゃあないですよね(怖
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TSAにご用心 [情けない・・・ヨヨヨ]

TSAとは何でしょう? アメリカで飛行機に乗る際、必ず通らなくてはならない手荷物検査と機内預け荷物の検査をしている機関のことを指します。TSA (Transportation Security Administration)と言うのだそうです。

…で、どうしてそのTSAに気をつけなければいけないかと申しますと。
荷物からモノが抜かれる危険があるからです。

20年近く前は機内持ち込み用手荷物検査の際に抜かれることもあったようです。ですが現在は基本的にその防止策は取られているように感じます。それでも完全かといえばそうではないかもしれませんが、バッグを開けたままにしないとか、こまごましたものはチャック付きの袋に入れるなどの基本的な自衛策でかなり防げるように思います。

要注意は機内預け荷物です。
これ検査は私たちの居ない場所で行われます。持ち主の目が届きません。
実はこんなことがありました。

7月末~8月頭の週末に、デンバーへ出かけました。夫がフライフィッシング連盟の総会でフライタイイングのデモンストレーションをするためです。デモンストレーションのために、夫はいろいろな用具や材料を持参しました。それをスーツケースに入れて機内預けにしたのです。
もちろん大きな催しということで、他にも沢山のタイヤーさんたちが来られる予定です。その人たちとフライの交換をしようというので、夫はデモンストレーション用以外にも50本ほどの自作フライをケースに入れて同梱しておりました。
ところが、会場に入り、人とフライを交換しようという段階になって、どこを探してもそのケースが見つかりません。そう小さくないケースですから、荷物に紛れようもないのです。
一瞬は夫の入れ忘れが頭を過ぎりました。ですが確かに夫がケースを荷物の中に入れようとしていたのを見ておりましたし、何よりも私が荷物の中からTSAの「検査しました」カードを発見したので、もしかしたら、という思いもありました。
その時点ではまだ「可能性」だったのです。
ですが、その後絶対に入れたはずの用具まで無くなっており、他のタイヤーさんたちの中にもフライを入れる箱の中から特定のフライだけが無くなっていた人、処方薬を丸ごと無くした人、そんな話が出るわ出るわ。
結局「可能性」が「確信」に変わってしまいました。
ですが、残念なことに証拠はどこにもないのです。
荷物を引き取った時点で開けて確認したわけではありませんから、車上荒らしに遭った可能性や、途中で私たちが落とした可能性も否定できないわけです。いくら私たちがその可能性を否定しても、証拠がありません。

さらに、処方薬を丸ごと無くした人はそれが分かった段階ですぐにTSAに連絡したそうです。その時のTSAの返答が、「TSAには泥棒が居ますので、そういった貴重品は絶対に機内預け荷物に入れないようにしてください」だったそうです。アメリカでは、薬物中毒には違法薬物のほかに処方薬の中毒も多く、荷物検査は処方薬を入手する格好の機会なのだろうと思います。
他にも日本から来たフライフィッシャーの人が、時間のかかる鮭釣り用のフライが何故か無くなっていたことがあったそうです。

TSAの就労規約は一体どうなっているのでしょうか。
公式に「泥棒が居ます」とはあまりに居直り過ぎだと思います。

ですがそれが現実です。自衛するしかありません。
今後はハサミ以外は持ち込み手荷物にして、気になるなら目の前で開けてもらうようにしよう、と決めました。
大事なロッドやリールは怖くて飛行機では持ち運びできません…(泣

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幸せの尺度 [つぶやき]

「幸せ」って、人によってそう感じるものが全く違う、とても定義するのが難しい言葉だなあとつくづく思います。

私なぞは、美味しいものを食べて「ああ、幸せ」と思うし、猫を遊んでも幸せだし、夫と散歩して幸せ、友達とおしゃべりして幸せ、魚が釣れて幸せ、日常の小さいことの積み重ねが幸せだなあとしみじみ思います。
ですが、プロポーズや結婚の際に「幸せにします」とか「幸せになります」というのには少々違和感があります。とはいえ、「お幸せにね」には違和感が無いですし、「幸せになろうね」は微妙ですが、まあ良いかなと個人的には感じます。
というのは、「幸せ」というのは全ての人が別々のものさしで測っているものだと思っているからです。つまり、ある人が幸せと感じることに全員賛同することがない、とても難しいものだなあと思ってしまうのです。
当然「あなたの幸せ=私の幸せ」ではないし、誰かを他の人が幸せにすることはできないと思うのです。
だって、ものさしが違うのですから。
私を幸せにできるのは、私だけだと思うのです。
だって、私の「幸せの尺度」を知っているのは私だけですから。

結婚が遅かった私ですが、今まで辛かったことはあれども、「不幸」だと思ったことは幸いにしてありません。独身であろうが、お給料が少なかろうが、身内に不幸があっても、弟や友人、果ては学生時代に家庭教師をしていた教え子にまで先に結婚されても、別に不幸だとは一度も思いませんでした。辛かったり、悲しかったり、ショックだったことはもちろんありましたが。
なので、たまに夫が「結婚して幸せか」と聞くと、答えはもちろん「Yes」ですが、以前と比べてどうかと言われると返答に困ってしまったりします。昔は昔で幸せでしたから。いまさら時間を戻してやり直しができるわけじゃありませんし、今の私は過去の上に成り立っているわけです。今まで自分に恥じることが全くなかったわけでもありませんし、後悔だってもちろんありますが、それでも、私はおおむね「いつの時も、私は幸せだった」と思えます。

私が今読んでいる本の冒頭に、「結婚にロマンスを求める人と、効率論を結婚にも提供しようとする人が一緒になっても、行き着く先は結婚カウンセリングか裁判所だ」と書かれていました。どちらが正解という話ではなく、ものさしの違いの話だなあと私は解釈したのです。
友達でも伴侶でも、そのものさしが近い人だと、一緒に何かしていても楽しいし、そういう人を得られればそれこそ「幸せ」だなあと思います。

私は人のものさしに興味を持って、その人が近しい人でなくともお付き合いしていかねばならない道に足を踏み入れました。
自戒のために、私は私自身に言い聞かせます。
「人は人を変えられない、救えない、幸せにできない。だけど、自分で変わりたい、(何かから)抜け出したい、幸せになりたいという人のお手伝いはできるかもしれない。」
だって、人が笑っている顔を見るのはとても幸せなことですから。
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最近の夕ご飯 [Cook&Eat&Drink]

3週間のミシガン缶詰から帰って早1週間。それでも何だかだるだるな私でございます(汗
いきなりユタも暑さがやってきて、少し体がついていっていない感もあります。

ここ2日間ほどは和食夕ご飯が続いております。体調がいまいちだと、やはり和食が食べたいなあと思ってしまうのは年を取った証拠なのでしょうか(滝汗

昨日は豚とタマゴの味噌煮込み、タコと大根、セロリの和え物、わかめと薄揚げのお汁。
本日はさんまの塩焼き、タコとわかめときゅうりの酢の物、焼きなす、冷奴の納豆かけ。

最近ずっとグリルを使い倒しなので、昨日はグリルをお休みさせようと圧力鍋を使用(爆
でも今日はどうしてもさんまが食べたかったので、グリル出動w さらに同時になすも焼いてみることに☆
うう~ん、グリルで焼いた焼きナスは火の通りが早く、しかも美味しく焼きあがりました。
さんまも相変わらずの油の乗りようで、大根おろしとともにビールもご飯もすすみます。
和食でもグリルがこんなに役に立つなんて、思いもよりませんでした(汗

日本で焼きなすをする時は、オーブントースターで20分くらいかかったような気がします(汗
下手をするとぱさぱさした焼きなすになってしまったり。
…ありえないくらい上手に焼けました、グリルなら。
これで和食をふるまうお客さんも気軽に来ていただけそうです。

最後のシメに焼きおにぎりを焼く日も近いかもしれません(爆

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インフル狂想曲 [情けない・・・ヨヨヨ]

何だかここ2件ほど、「狂」の付くタイトルが続いております(汗

 

友人のお宅で、他の在ユタの日本人の方と4人で話をしておりましたら。

なんでも、ある日本人の方が子供さんにマスクをさせて学校に行かせたら、家に帰されたそうです。 そのご家族は例の新型インフルの予防のために、と思ってマスクをさせたようなのですが。

その理由は、話をしてくれた日本人の方曰く、

アメリカでは、マスクには拡散防止効果はあるが予防効果は無い(又はかなり低い)と認識されているのだそうです。 ですから、マスクをしている=私は感染していますよ、と周囲に告知していることになる、と。 なので感染しているなら来るな、ということだったようなのです。

この認識と対応が正しいかどうか私にはよく分かりません。 ですが、さすがに日本のニュース報道を見ている限り「ちょっと大騒ぎしすぎじゃないの」と思ってしまいます。 母曰く、東京で学会の予定のある人が、「関西からの申し込み者で、取りやめる方については全額返金します」という連絡を受け取ったとか。 関西人はばい菌扱いされているよう、とため息をついておりました。

アメリカにも厚生労働省と同じように、疫病対策を司る機関がありますが、こちらの機関は早い段階から「感染力が低いため、感染者が出た場合は注意を要するが、それほど大騒ぎする必要はない」と見解を出しておりました。 ユタでも感染者が確認されていますが、その初期段階では学校が一時休校になったものの、今は完全に通常通りです。 もちろん、マスクも先に述べたように一人としてつけているのを見たことがありません。 …たぶん花粉症用のマスクは無いと思いますw

一つには、ユタに居る限りは「人混み」というものがほとんど存在しないからかもしれません(爆 通勤・通学の朝のラッシュ時は一応路面電車もバスも結構人が多いです。それ以外なら、卒業式の時とアートフェスティバル・ジャズフェスの時以外にほとんど人混みに遭遇したことがありません。 ですから、人口密度の高い日本とは事情が違っている可能性もあります。 毎日ゴルフ場のコースに居るようなものでしょうか(汗

もう一つには、やはり疫病対策の機関がパニックを引き起こさないようにきちんと対処しているからのような気がしてなりません。 少なくとも深夜に近い時間に記者会見までして「注意」を呼びかけるような愚行には出ませんでした。 当該機関の最高責任者が今回の日本のパニック状態を引き起こしたような気がしてなりません。

語学学校のレポートの書き方のクラスで、疫病についてのテーマでレポートを書かされたことがありました。私はたまたまインフルエンザを取り上げました。その時に非常に興味深かったのは、レポートにも引用しましたが、アメリカの疫病対策機関は、アメリカ国内だけでおよそ3万6千人が毎年、インフルエンザによって死亡していると見積もっています。また、毎年20万人以上がインフルエンザに罹って治療を受けているとも報告しています。日本ではどのくらいの数字なのかはよくわかりませんが、感染力、死亡率ともに新型インフルよりも高い流行性インフルエンザでここまでのパニックになっていないと思います。

さらに、アメリカでは毎年夏場のA型肝炎の流行の方が、新型インフルよりももっと深刻です。アメリカへ渡航する日本人、特に観光目的の人ではほとんどがA型肝炎の予防接種をせずに、そのような感染のリスクがあると知らずに渡米されているのではないでしょうか。 肝炎は感染すると一生付いて回ります。 新型インフルよりも、A型肝炎に感染する方が感染者にとっては深刻ですし、他の人に移す危険性もあるというのに。 危機感なしにファーストフード店などで生野菜を口にするのを考えると、その方がよっぽど恐怖です。

レポートでももちろん、感染予防対策に言及しました。結局は充分な睡眠を取り、水分と栄養のある食事をしっかり摂り、体力を維持して頻繁に手洗い、うがいをするという、一番基本的な行動が一番効果があるというオチ(?)で。 感染してしまったら、家に居て撒き散らすのを防ぐのと、目や鼻や口を不用意にこすらない、やはりマスクをして拡散防止をせよ、とのことでした。

 

どこぞの会社で「飲み会禁止令」が出た、とも読みました。目的は違えど、これはこれで真っ直ぐ家に帰って、ちゃんとした手作りの食事を摂り、充分な睡眠を取るためには良いことかもしれませんw

どうぞ皆様お大事に。そして夏休みには、日本のゴルフ場より人口密度の低いユタへどうぞ☆ 直行便もありますので、それを利用すれば他の地域での感染のリスクもありません☆☆


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グリル狂 [Cook&Eat&Drink]

ひょんなことから我が家にグリルがやってきました。

3月は日本人のお引越しシーズンで、何組か日本へ帰国されたご家族がありました。そのうちの一組が、使っておられたグリルを私の一番親しい友人のところへ置いていかれたのでした。ところが、そのグリルを引き取られた方のお宅は大学構内にあり、一応構内では所定の場所以外は裸火禁止となっています。で、そのグリルはしばらく彼女の家のトイレに保管されていたのでした。

友人夫婦が我が家に宴会に来た際、そのグリルの話になり、それならウチで預かれば使えるよということでやってきたグリルちゃん。 チャコールではなくガスグリルで、それほど大きいものではありませんが、グリル内部で熱の循環が起こるには充分な大きさですし、左右のバーナーは別で点消火できるので、扱いに慣れていない私にとっては良い練習台になりそうなものでございます。 それで一番最初に焼いたのは、さんまでした(爆

というのも、以前さんまを焼いた時、あまりの煙に窓という窓、ドアというドアを全開にしていたにもかかわらず、家中の火災報知機が一斉に鳴りまくったということがあったため、「さんまは外で焼くべし」という結論に至ったのでございました。…でもそのさんま、旬のものを奈良のスーパーで買うより美味しかったのです。 なのでもう一度食べたい、と密かに外で焼く機会を探っていた矢先のグリルちゃん来訪でした。 ということで、初グリルはさんまだったわけでございます(汗

このさんまのまあ美味しく焼けたこと。夫曰く、ふたをすると中がコンベクションになるからふっくらジューシーに焼けるとのこと。そして味を占めた私たちはいろいろなものを焼き始めたのでしたw

ハンバーガー用パティはもちろん、生ソーセージ、野菜、バーベキューリブ、ステーキ、その他もろもろ…。ああ、もうフライパンで焼けません(爆 たぶん週に2回は何か焼いていると思いますw 野菜も油を塗っても良かったのですが、そのまま焼いてお醤油をスプレーして食べたら、甘いこと。 バーガーパティは、少し中がピンクくらいからしっかり焼くのもお手のもの。適度に油も落ち、しかし水分を飛ばすことなくしっとりと焼きあがったパティを、一緒に火を通した甘くなる玉ねぎやレタス・トマトなどとパンに挟み、かぶりつくともう、ファーストフードのハンバーガーは食べられません。

とうもろこしも、ヒゲだけを取り除き、皮付きのままグリルに入れて半時間弱、他のを焼いている間に蒸し焼き状態になり、香も味も凝縮されてこれまたお醤油スプレーをしゅっとしてかぶりつくと幸せ気分になります。ズッキーニやアスパラガス、パプリカも味がしまって美味しいのです。

しばらくまだ、何を焼こうかと物色してしまいます(汗 この感じなら、ロースとビーフなんかもイケるのではないかと思っています。 また、鮭やハリバット、マスも焼いてやるぅ、と密かに機会を狙っております(爆


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フライフィッシングとは何を釣る

もちろん、普通は魚を釣るのでございますが(汗

私は基本的にトラウト、鱒系を釣り、ブルーギルやバスなども釣っております。 他にもいろいろ釣る魚はあるようですが、機会が少ないのと今までは時期的に難しかったりもしてお目にかかることがめったにありませんでした。

今日はこんな普通の話のために、さぼっていたブログを更新したわけではございません(爆

フライフィッシングといえば、ブラッド・ピットの映画が思い浮かぶ方も多いかと思います。実はこの映画、ユタで撮影された部分も多いとか。車で半時間も走れば渓谷がいくつもあり、釣りをするにはとても良い環境だと思います。そのためかどうかわかりませんが、私の住んでいる周辺でも結構釣りをする人が多いです。 特に湖に行くとルアー釣りの人が多いのですが、もちろんフライフィッシャーマンも少なからずおります。

フライフィッシングは、釣竿とリール、釣り糸と仕掛けだけあればすぐに誰でもできるというスポーツではありません。世界選手権があるように、一応「スポーツ」の一つとして位置づけられています。釣り糸の選び方、竿の長さや強さ、投げ方、仕掛けの選び方、目的の魚の釣り方、などなど川や湖に出る前に入れなければならない知識が山ほどあるうえに、装備も必要でしかもちょっとまともなものを購入しようと思うと結構な出費になります。そんな事情で、フライフィッシングを楽しむ人には比較的経済的に余裕のある人が多いように思います。

夫のお世話になっているお店の客層にしても、お医者さんや弁護士といった人が何人も居ます。そのおかげで友人の子供さんが病気になった時も小児科医の先生にいろいろアドバイスをしてもらったりとお世話になりました。 そして今の夫の勤務先。夫ははじめ、自分はフライフィッシングをやる、という話はしていたものの、あまりそれ以上の突っ込んだ話はしていなかったようです。 ところがどこからか夫のフライはなかなかのもの、という話が流れ、そのおかげ?か関連会社や親会社の人とも繋がりができたようです。 ある人はエンジニアの釣り会があるからそこに入らないかと誘ってくれたようです。 ある時は人事担当のオフィスの前を通ると「ちょっと入って」と誘い入れられ、普段は閉めないドアを閉めるよう言われて「すわ、リストラの話か!?」と夫は少しどきどきしたようですが、実は「で、お前さん、フライフィッシングするんだって?」という話だったり。

他でもフライフィッシングをするというので、思いがけない人との繋がりができたり、より親密になったりといった話は最近特に増えております。 おかげで交渉ごとがスムーズに行ったり行きそうなことも非常に多いです。 正直、これほどフライフィッシングをするということが人付き合いの世界を広げることになろうとは思いもよりませんでした。

夫は「芸は身を助く」と言っておりますが、芸かどうかは別にして、今後のアメリカ生活で非常に有効なのは違いないと感じております。

ぼちぼち本格的にシーズン突入です。川はまだ雪解け水で濁り、水量も多いのであまり良さそうな状態ではありませんが、湖は氷が解けた直後で、普段は湖の深くに沈んでいるような魚もフライフフィッシングで釣れそうな水深と岸近くまで来ているようなので週末はチャレンジに行きたいと思っております。 ちなみに先週は初釣りに行ったものの、ボウズ(こちらでは何故かスカンクと言う)でした、ハイ(汗


冒険はクリスマスの前に [旅すること]

少し前の話で恐縮でございます。

サンクスギビングで家に2家族が集まっている時に、来月(昨年の12月)にデス・バレー国立公園に行くついでにラスベガスに寄る旅行の話が出ました。というのも、そのご家族のうち1組は来月(今年の3月)にはここを撤収して日本へ帰国することが決まっていたからです。国立公園めぐりが大好きなそのご一家の最後の国立公園訪問が、そのデス・バレーとラスベガス5日間、とのこと。そしてもう1組のご夫婦の奥様のほうが、その旅行に同行したいという話でした。

それを聞いた夫、私に「一緒に行っておいで」と強くプッシュするではありませんか。 その2家族がとても仲が良いのを知っているし、だからこその同行話と思って正直私が入って良いものか私には全くわかりませんでした。 躊躇しておりましたら、どちらの奥様2人とも「一緒にどうぞ」と言ってくれますし、ご一家は車一台で行くのは確定していましたから、もう一人の奥様と基本的には2人旅になりそうでしたので、思い切って同行させてもらうことにしました。

そうすると、いきなりノリノリ(=同行者談)な私(汗

私としては、ノリノリというよりも、事前に調べられることは調べつくしてから行きたいし、宿等の予約もしたいということで、根性入れて調べただけなのですが…。

結局、非常に満足な、楽しい珍道中の4日間旅行でございました。

メインはデス・バレー国立公園ということで、その前後に1泊ずつラスベガスで滞在し、Buffetを満喫、Blue Man Groupのショーを観てまいりました。別行動とはいえ、ほぼ同日程のご家族が初日はExcaliburに泊まるというのと、その時期、一泊二人で$45、しかも$25の食事券付きプランがあったため、同じホテルに宿泊。その前に市街地から半時間くらいにある、Red Rock Canyonを観に行ってから旅行中の水や酒類を仕入れ、ホテルのBuffetが午後6時までに入ると1人分の料金で2人食べられるとのことで滑り込み。

実はその前に空港でレンタカーを借り出すのに非常に時間を食い、車に乗ってゲートを抜けるまでにさらに混み、時間を浪費したのは予想外でございました。 時間を食ったのは、単純に混んでいたためですが、Dollarだけが激混み。他は閑散としておりました。安いわりに対応も良心的だからかな?と思いつつ、真相はわかりません。そんな大忙し状態のためか、車は係りの人がクラスを確認だけして、「あの列の車から好きなの乗ってって」と言われました。本当に乗ってって良いのか躊躇しましたが、もう一度確認しても同じお答えなので、車にキーがついて、事前の傷やへこみの確認用紙が入っている車から本当に好きなのを選ばせていただきましたw 最初は手近にあった、クライスラーだかダッジだかに決めかけたのですが、少し先にスバルがあり、アリゾナナンバーだったものの乗って良さそうでしたのでそれに決めました。やはり国立公園まで遠出するため、全車種4駆(と聞いた)スバルなら、普通車とはいえ悪路や最悪凍結や降雪にも何とか対応できそうに思ったためです。しかもピカピカ、キズひとつありません。色も紺色でそう悪くありませんでしたし、サンルーフ付き。取り回しも良さそうでした。クライスラーのクルーザーならくさるほど停まっていたのですけど…二人とも素無視。

初めての街に、初めて乗る車で、少々緊張気味、そして高速道路の出口を間違え、Uターンしてくる始末(汗 それでもRed Rock Canyonはその名の通り赤い岩がばばーんとそびえ、なかなか壮観でございました。 案内センターには生き物たちの展示もあり、砂漠に住むトカゲは今まさに脱皮中。同行した彼女は初めて見た脱皮にかなり感動しておりました。 私は少し遠くから「うへ~」と言いつつ見る感じ。

デス・バレーもそうでしたが、ビジターセンターというところは非常にわかりやすく公園内の生態系や歴史、地層、土質、などなどが展示されており、レンジャーによるフリーのガイドツアーなどの情報もここにあるので、入場パスを購入するため以外にも訪れる必要と値打ちがあると思います。 しかもデス・バレーは携帯電話が通じない(汗 そして連絡をすることもできず、家族連れの一行と一度も遭遇することなくデス・バレーを動き回る結果になったのでございました。 ご家族は公園内のモーテルに宿泊、私たちは公園からすぐ出たところの集落にあるモーテルに泊まりましたが、公園から出てもまだ電波が入らず…。ひょっよしてすぐ隣が軍用地だったから?と思っていたら、夫が地名を聞いて、「もしかしたらネイティブ・アメリカンのリザベーションがあるのかも」と言っておりました。

そうすると、公園内のガソリンスタンドよりもさらに高額なガソリン代に少し納得がいきます。とはいえ、とても給油できませんでした(汗 そして翌朝、いつガス欠になるか微妙にどきどきしつつ公園内のスタンドまで走ってしまいました。 私の持参した本には、「公園に入る前にガソリンは満タンにしておくように」と書かれていましたが、それも納得です。 たとえ半分以上残っていようとも、ガスは最後のネバダの町で補給しておくのが一番賢いやり方だなあと痛切に感じました。

翌朝、デス・バレーの南端から中央部に向かって走っていると、対向車線の路肩に車が停まっております。国立公園内ですから、結構路肩に停めて少し歩いたりする人もおり、そういう人の車かと思っておりましたら、ドライバーが合図するではありませんか。 とりあえず停車しましたが、もし危険なことになったら…、という思いが一瞬頭を過ぎり、同行の彼女を運転席に残し、「何か起こったらとにかく助けを呼びに走って欲しい」と頼んで恐る恐る近寄ってみると・・・。

 

その中型車、路肩に突っ込んだ状態で抜けようとしてアクセルを踏めば踏むほど後輪が砂地の中に沈んでいっておりました。…買ったばかりの新車だったのに…。 モーテルを早朝に出発していた私たちが、恐らく夜が明けてから初めて出会った車だったのだろうと思います。 何せモーテルから1時間半くらい、その車以外一台も会わなかったので。 おっちゃん必死でした。 とにかくコンパクトカーの私たちには引っ張り上げる馬力もなさそうでしたし、女性2人組みだったためか、おっちゃんも同じ判断をしたようで、「とにかくレンジャーに連絡をして欲しい」と頼まれ、OKをしました。しかし結局さらに1時間以上、下車観光スポットでさえもレンジャーへの連絡電話が無く、結局またビジターセンターへ戻り、そこでやっと報告。…せめて緊急用の非常電話くらい何箇所か設置して欲しい、としみじみと感じました。何せ携帯電波が無いエリアなものですから。

そこから今度は北端にある昔のお金持ちの別荘へ。一日でデス・バレーの南端から北端まで縦走したことになります。 同じ国立公園内とはいえ、全く違う砂や岩の色、一見岩に見えて実は柔らかい砂地のような岩、砂漠かと思えば塩が吹き出て溜まっているアメリカ国内で一番の海抜の低い場所。でもそんな場所にも生き物たちが。走っているだけで刻々と変わる景色を十二分に楽しみました。

最後は国立公園から半時間程度の場所にある、特有の魚を保存繁殖させている場所に寄りました。暖かい水の川の横に整備された遊歩道から、野生動物の足あとや落し物に驚嘆しつつ、その保護されている小魚を見てまた驚嘆。 その後はまたガス欠の可能性にどきどきしながら、携帯電話の電波がいつ入るかを逐次確認しつつ、ネバダ方面へひた走ったのでございました。

 

デス・バレーの近くのモーテルには、小さなシャワーブースしかなかったため、結局2人とも使用せずにラスベガスに戻ってからホテルのお風呂を使おうということになっておりました。というのも、この夜のお宿はMirageだったからでございます。午後10時からのBlue Man Groupのショーは向かいのVenetianでございましたし、またしてもお得な宿泊プランに釣られて決めたホテルです。翌朝はホテル内にあるレンタカーのデスクで車を返却できるのも大きな決め手でございました。

ここのホテルは部屋もBuffetも非常に満足でございました。当然初日のホテルよりも高かったのですが、それでもお得感ばりばりで、もう一度泊まりたいと思えるホテルでございます。 結局深夜まで2人で飲みながら寝てしまい、朝にお掃除の人がドアを叩くまで爆睡しておりました(汗

ギリギリでチェックアウト、荷物をベルに預けて、レンタカーの返却手続きを取り、ご家族が泊まるParisにたどり着くこと11時半。そこでもう一組ご夫婦と合流し、日本食のBuffetレストランへ。 ここのお寿司はちょっとユタには無いくらい上出来で、つい食べ過ぎてしまいました(滝汗 おうどんには当然、エビ天と菊菜のかき揚げを乗せて。関西人の私としては、汁が黒かったのだけががっかりでございましたが、後は非常に満足でございました。小学生の息子さんは私のように他のおかずなどはあまり食べなかったものの、にぎり寿司は私の3倍くらい食べておりました。…いや、私は結構大食らいなんでございますよ。 結局一番食べたのは合流したご夫婦の奥様か、その小学生か…。 成人男性以外で食い負けするとは思いもよりませんでした(爆 悔しくないのは幸いでございましたけどw

その後は、買い物する組とホテル街の目抜き通りをそぞろ歩く組に分かれ、私たちはそのままホテルに戻って荷物をピックアップ、空港行きのバスに乗るつもりでMGM Grandへ。皆でマジック用具を売るお店を冷やかし、ライオンを見て、隣のM&M'sのビルへ行って冷やかしてそのままMirageへ向けて歩きました。途中でBellagioの噴水ショーを観て、Caesars Palaceのモールを冷やかして。楽しかったです。クリスマス前でセール中とはいえ、とても手が出るお値段ではなかったものの(汗

Mirageには早めに戻り、空港行きのバスを待っておりましたが、待てど暮らせど来ません。予約したデスクに確認すると、予約キャンセルなども無く、確実に着きたいならタクシーを使えと言われます。結局、もう少し待っても来ないので、あきらめてタクシーを使いました。クリスマスイブの夕刻のラスベガス目抜き通りは車も人も激混みでございました。

そのため、空港には余裕で間に合い、しかも飛行機が30分ほど遅れていたので、ビールを飲んでからまだ小銭をスロットマシンに突っ込む余裕がございました。 結局市内では全く博打をしませんでしたが、結構小市民にも遊べる低レートの卓もありましたし、スロットマシンに到っては1セントから賭けられるものもありました。半時間、時間をつぶすには丁度良いと、初スロットでございます。1ドル札をマシンに入れて、彼女は1セントマシン、私は5セントマシンに挑戦でございます。二人とも賭け方やルールがいまいち良くわからないまま、適当に勝って、4~5ドルにして気分良く飛行機に乗せていただきました。

ラスベガスは虚構の街ですし、そういう場所は基本的に好きではないのであまり興味がありませんでしたが、ショーはいくつも面白そうなものがありましたし、それなりに楽しめる街だと少し見直しました。・・・とはいえ、連休ごとや年に何回も行きたいわけではありませんが・・・。

女同士、お気楽な相手との旅行は、夫との旅行とまた違う楽しさがあります。独身時代にそれは充分わかっていたつもりでしたが、夫を家に残して仕事している中を遊び回るのにも初めは少し躊躇しました。ですが、逆に満喫しなくてはスポンサーであり快く送り出してくれた夫に申し訳ないと、費用以上に楽しんできたつもりです。今回ご一緒した彼女はしばらくユタに居つきそうですし、今年もどこか2人で旅行に行けたら良いなあと言っております。 もう一度ラスベガスでも良いですが、がんばってニューヨーク、行けたらなあと思ったりしております。2組4人でも全然構わないのですけれど☆


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