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一時帰国します☆ [旅すること]

ご無沙汰しております。

実に11ヶ月も放置してしまいました。
昨年の年頭には月イチ更新などとホザいておりましたのに、この体たらく。
自分の意志の弱さを痛感した一年でございました。

しかし昨年は大変な一年で、夫には迷惑かけまくり、周囲にも心配してもらうだけの年になってしまいました。反面、夫と貴重な友人たちの存在が距離の遠近に関わらず有り難く、気遣いが身に染みた一年でもありました。

そして、今年は文字通り思い切って一時帰国することにしました。
今月27日に日本着、2月27日日本発の予定で、実に一ヶ月強の私にとっては結構長期滞在となります。
後半から夫も合流する予定(まだ未定w)なので、私個人の関係の方とはなるべく前半に会っておきたいなあと思ったりしております。
東京方面にも前半に私だけで1回、後半に夫と1回伺おうかと計画中です。

楽しみです☆

最近、タマゴかけご飯はこちらでも食べられるようになりましたので、食べたいものといえば、焼き鳥、生麩、美味しいお豆腐、やっぱりお寿司。
折角の時期なので、カニ付きで温泉にも行きたいです。
そして乾物をいっぱい持って帰りたいと、既に母へ第一弾リストを送りつけてしまいましたw
一番の目的は、家族や友達と会って、たくさん話をすること。
いつものお化粧品やさんと美容室には絶対行きますw
母から申し渡されているのは、家の私の荷物の片付け…orz

その前に、お土産を揃えないといけません(汗
今週末は買い物してきます☆
そして冷凍庫のものをせっせと食べて減らしておきたいと思います。

近々、何人かの方とはお目にかかれるのを楽しみにしております。
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共通テーマ:日記・雑感

地学のお勉強 [旅すること]

日本はGWで大型連休でしたが、アメリカに居ると何もメリットがありません。誰が訪ねてくれるわけでもなく、普通に平日が過ぎてゆくのでした。
皆様は大型連休を満喫されたでしょうか。

今回は4月にコロラドへ自動車旅行したお話です。
コロラドといってもデンバー付近ではなく、ユタとのほぼ州境のような場所にある、その名もGrand Junctionという分岐点の街へフライフィッシング関係の催しに出席するために出かけました。

その途中の道すがらがなんとも景観の良い道で、まったく地学の教科書に出てきそうなくらいきれいに地殻変動が見えるのです。
ユタには有名な国立公園がいくつもあり、そのほとんどがこの写真と同じ感じかもしくは規模を大きくしたものです。もちろん国立公園へ行く値打ちはあるのですが、州内のあちこちに似たようなものはいくらでも存在します。
距離的に近いルートは別にあるのですが、そのルートは道が狭いうえ、高低差もかなり激しく、さらには大型トレーラーがガンガン通るので、かなりリスクが伴います。
私たちが行った道は、距離的には遠回りなものの、ほとんどが高速道路で一部は速度制限が140kmになる部分もあり(大部分は制限120km)、時間的には半時間ほど余計にかかる程度です。しかも景色はきれい、車は少ない、とドライブするには良い条件が揃います。

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Mesa.gif

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こんな感じです。

途中には何箇所か休憩所のようなところがあり、たいていは奇岩や景観の美しいところに設置されています。

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そして、白く見える直線が高速道路です。見通しはかなり良いですが、距離感が麻痺してきます(爆

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トラックもかなり大型ですが、それが小さく見えるほど高い切通しです。

そしてユタはウランなどの重金属が出るのでも有名です。
uranium-sign.gif
ここはほとんど採掘されつくした?のか、採算が合わないから?か、いずれにせよ今は採掘されていないそうです。読んだはずなのですが、どちらだったか覚えが…(汗

そして、こちらはコロラド州内。Grand Junction付近は有名なワイン産地で、地元のワイン生産農家が試飲と販売をおこなっています。ここはその一箇所で、メサと呼ばれる、頂が平たい台地の前に広がるワイン畑がとても面白い風景です。
Vineyard.gif


ワインは試飲したおし、8本も購入してまいりました。
そのあたりの写真はMixiのほうにアップしてありますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
いずれにせよ、フライフィッシング関係の催しも充実し、それ以外でも実りの多い旅行でした。


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冒険はクリスマスの前に [旅すること]

少し前の話で恐縮でございます。

サンクスギビングで家に2家族が集まっている時に、来月(昨年の12月)にデス・バレー国立公園に行くついでにラスベガスに寄る旅行の話が出ました。というのも、そのご家族のうち1組は来月(今年の3月)にはここを撤収して日本へ帰国することが決まっていたからです。国立公園めぐりが大好きなそのご一家の最後の国立公園訪問が、そのデス・バレーとラスベガス5日間、とのこと。そしてもう1組のご夫婦の奥様のほうが、その旅行に同行したいという話でした。

それを聞いた夫、私に「一緒に行っておいで」と強くプッシュするではありませんか。 その2家族がとても仲が良いのを知っているし、だからこその同行話と思って正直私が入って良いものか私には全くわかりませんでした。 躊躇しておりましたら、どちらの奥様2人とも「一緒にどうぞ」と言ってくれますし、ご一家は車一台で行くのは確定していましたから、もう一人の奥様と基本的には2人旅になりそうでしたので、思い切って同行させてもらうことにしました。

そうすると、いきなりノリノリ(=同行者談)な私(汗

私としては、ノリノリというよりも、事前に調べられることは調べつくしてから行きたいし、宿等の予約もしたいということで、根性入れて調べただけなのですが…。

結局、非常に満足な、楽しい珍道中の4日間旅行でございました。

メインはデス・バレー国立公園ということで、その前後に1泊ずつラスベガスで滞在し、Buffetを満喫、Blue Man Groupのショーを観てまいりました。別行動とはいえ、ほぼ同日程のご家族が初日はExcaliburに泊まるというのと、その時期、一泊二人で$45、しかも$25の食事券付きプランがあったため、同じホテルに宿泊。その前に市街地から半時間くらいにある、Red Rock Canyonを観に行ってから旅行中の水や酒類を仕入れ、ホテルのBuffetが午後6時までに入ると1人分の料金で2人食べられるとのことで滑り込み。

実はその前に空港でレンタカーを借り出すのに非常に時間を食い、車に乗ってゲートを抜けるまでにさらに混み、時間を浪費したのは予想外でございました。 時間を食ったのは、単純に混んでいたためですが、Dollarだけが激混み。他は閑散としておりました。安いわりに対応も良心的だからかな?と思いつつ、真相はわかりません。そんな大忙し状態のためか、車は係りの人がクラスを確認だけして、「あの列の車から好きなの乗ってって」と言われました。本当に乗ってって良いのか躊躇しましたが、もう一度確認しても同じお答えなので、車にキーがついて、事前の傷やへこみの確認用紙が入っている車から本当に好きなのを選ばせていただきましたw 最初は手近にあった、クライスラーだかダッジだかに決めかけたのですが、少し先にスバルがあり、アリゾナナンバーだったものの乗って良さそうでしたのでそれに決めました。やはり国立公園まで遠出するため、全車種4駆(と聞いた)スバルなら、普通車とはいえ悪路や最悪凍結や降雪にも何とか対応できそうに思ったためです。しかもピカピカ、キズひとつありません。色も紺色でそう悪くありませんでしたし、サンルーフ付き。取り回しも良さそうでした。クライスラーのクルーザーならくさるほど停まっていたのですけど…二人とも素無視。

初めての街に、初めて乗る車で、少々緊張気味、そして高速道路の出口を間違え、Uターンしてくる始末(汗 それでもRed Rock Canyonはその名の通り赤い岩がばばーんとそびえ、なかなか壮観でございました。 案内センターには生き物たちの展示もあり、砂漠に住むトカゲは今まさに脱皮中。同行した彼女は初めて見た脱皮にかなり感動しておりました。 私は少し遠くから「うへ~」と言いつつ見る感じ。

デス・バレーもそうでしたが、ビジターセンターというところは非常にわかりやすく公園内の生態系や歴史、地層、土質、などなどが展示されており、レンジャーによるフリーのガイドツアーなどの情報もここにあるので、入場パスを購入するため以外にも訪れる必要と値打ちがあると思います。 しかもデス・バレーは携帯電話が通じない(汗 そして連絡をすることもできず、家族連れの一行と一度も遭遇することなくデス・バレーを動き回る結果になったのでございました。 ご家族は公園内のモーテルに宿泊、私たちは公園からすぐ出たところの集落にあるモーテルに泊まりましたが、公園から出てもまだ電波が入らず…。ひょっよしてすぐ隣が軍用地だったから?と思っていたら、夫が地名を聞いて、「もしかしたらネイティブ・アメリカンのリザベーションがあるのかも」と言っておりました。

そうすると、公園内のガソリンスタンドよりもさらに高額なガソリン代に少し納得がいきます。とはいえ、とても給油できませんでした(汗 そして翌朝、いつガス欠になるか微妙にどきどきしつつ公園内のスタンドまで走ってしまいました。 私の持参した本には、「公園に入る前にガソリンは満タンにしておくように」と書かれていましたが、それも納得です。 たとえ半分以上残っていようとも、ガスは最後のネバダの町で補給しておくのが一番賢いやり方だなあと痛切に感じました。

翌朝、デス・バレーの南端から中央部に向かって走っていると、対向車線の路肩に車が停まっております。国立公園内ですから、結構路肩に停めて少し歩いたりする人もおり、そういう人の車かと思っておりましたら、ドライバーが合図するではありませんか。 とりあえず停車しましたが、もし危険なことになったら…、という思いが一瞬頭を過ぎり、同行の彼女を運転席に残し、「何か起こったらとにかく助けを呼びに走って欲しい」と頼んで恐る恐る近寄ってみると・・・。

 

その中型車、路肩に突っ込んだ状態で抜けようとしてアクセルを踏めば踏むほど後輪が砂地の中に沈んでいっておりました。…買ったばかりの新車だったのに…。 モーテルを早朝に出発していた私たちが、恐らく夜が明けてから初めて出会った車だったのだろうと思います。 何せモーテルから1時間半くらい、その車以外一台も会わなかったので。 おっちゃん必死でした。 とにかくコンパクトカーの私たちには引っ張り上げる馬力もなさそうでしたし、女性2人組みだったためか、おっちゃんも同じ判断をしたようで、「とにかくレンジャーに連絡をして欲しい」と頼まれ、OKをしました。しかし結局さらに1時間以上、下車観光スポットでさえもレンジャーへの連絡電話が無く、結局またビジターセンターへ戻り、そこでやっと報告。…せめて緊急用の非常電話くらい何箇所か設置して欲しい、としみじみと感じました。何せ携帯電波が無いエリアなものですから。

そこから今度は北端にある昔のお金持ちの別荘へ。一日でデス・バレーの南端から北端まで縦走したことになります。 同じ国立公園内とはいえ、全く違う砂や岩の色、一見岩に見えて実は柔らかい砂地のような岩、砂漠かと思えば塩が吹き出て溜まっているアメリカ国内で一番の海抜の低い場所。でもそんな場所にも生き物たちが。走っているだけで刻々と変わる景色を十二分に楽しみました。

最後は国立公園から半時間程度の場所にある、特有の魚を保存繁殖させている場所に寄りました。暖かい水の川の横に整備された遊歩道から、野生動物の足あとや落し物に驚嘆しつつ、その保護されている小魚を見てまた驚嘆。 その後はまたガス欠の可能性にどきどきしながら、携帯電話の電波がいつ入るかを逐次確認しつつ、ネバダ方面へひた走ったのでございました。

 

デス・バレーの近くのモーテルには、小さなシャワーブースしかなかったため、結局2人とも使用せずにラスベガスに戻ってからホテルのお風呂を使おうということになっておりました。というのも、この夜のお宿はMirageだったからでございます。午後10時からのBlue Man Groupのショーは向かいのVenetianでございましたし、またしてもお得な宿泊プランに釣られて決めたホテルです。翌朝はホテル内にあるレンタカーのデスクで車を返却できるのも大きな決め手でございました。

ここのホテルは部屋もBuffetも非常に満足でございました。当然初日のホテルよりも高かったのですが、それでもお得感ばりばりで、もう一度泊まりたいと思えるホテルでございます。 結局深夜まで2人で飲みながら寝てしまい、朝にお掃除の人がドアを叩くまで爆睡しておりました(汗

ギリギリでチェックアウト、荷物をベルに預けて、レンタカーの返却手続きを取り、ご家族が泊まるParisにたどり着くこと11時半。そこでもう一組ご夫婦と合流し、日本食のBuffetレストランへ。 ここのお寿司はちょっとユタには無いくらい上出来で、つい食べ過ぎてしまいました(滝汗 おうどんには当然、エビ天と菊菜のかき揚げを乗せて。関西人の私としては、汁が黒かったのだけががっかりでございましたが、後は非常に満足でございました。小学生の息子さんは私のように他のおかずなどはあまり食べなかったものの、にぎり寿司は私の3倍くらい食べておりました。…いや、私は結構大食らいなんでございますよ。 結局一番食べたのは合流したご夫婦の奥様か、その小学生か…。 成人男性以外で食い負けするとは思いもよりませんでした(爆 悔しくないのは幸いでございましたけどw

その後は、買い物する組とホテル街の目抜き通りをそぞろ歩く組に分かれ、私たちはそのままホテルに戻って荷物をピックアップ、空港行きのバスに乗るつもりでMGM Grandへ。皆でマジック用具を売るお店を冷やかし、ライオンを見て、隣のM&M'sのビルへ行って冷やかしてそのままMirageへ向けて歩きました。途中でBellagioの噴水ショーを観て、Caesars Palaceのモールを冷やかして。楽しかったです。クリスマス前でセール中とはいえ、とても手が出るお値段ではなかったものの(汗

Mirageには早めに戻り、空港行きのバスを待っておりましたが、待てど暮らせど来ません。予約したデスクに確認すると、予約キャンセルなども無く、確実に着きたいならタクシーを使えと言われます。結局、もう少し待っても来ないので、あきらめてタクシーを使いました。クリスマスイブの夕刻のラスベガス目抜き通りは車も人も激混みでございました。

そのため、空港には余裕で間に合い、しかも飛行機が30分ほど遅れていたので、ビールを飲んでからまだ小銭をスロットマシンに突っ込む余裕がございました。 結局市内では全く博打をしませんでしたが、結構小市民にも遊べる低レートの卓もありましたし、スロットマシンに到っては1セントから賭けられるものもありました。半時間、時間をつぶすには丁度良いと、初スロットでございます。1ドル札をマシンに入れて、彼女は1セントマシン、私は5セントマシンに挑戦でございます。二人とも賭け方やルールがいまいち良くわからないまま、適当に勝って、4~5ドルにして気分良く飛行機に乗せていただきました。

ラスベガスは虚構の街ですし、そういう場所は基本的に好きではないのであまり興味がありませんでしたが、ショーはいくつも面白そうなものがありましたし、それなりに楽しめる街だと少し見直しました。・・・とはいえ、連休ごとや年に何回も行きたいわけではありませんが・・・。

女同士、お気楽な相手との旅行は、夫との旅行とまた違う楽しさがあります。独身時代にそれは充分わかっていたつもりでしたが、夫を家に残して仕事している中を遊び回るのにも初めは少し躊躇しました。ですが、逆に満喫しなくてはスポンサーであり快く送り出してくれた夫に申し訳ないと、費用以上に楽しんできたつもりです。今回ご一緒した彼女はしばらくユタに居つきそうですし、今年もどこか2人で旅行に行けたら良いなあと言っております。 もう一度ラスベガスでも良いですが、がんばってニューヨーク、行けたらなあと思ったりしております。2組4人でも全然構わないのですけれど☆


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春の北海道 [旅すること]

昨年のことでございます。

某航空会社の「超割」を見て、我が母が突然「北海道に行きたい」と言い出しました。

一つは、自分の会員になっているホテルの宿泊タダ券が2泊分宙に浮いていたこと。

一つは、話題の旭山動物園に行きたいと常々思っていたこと。

もう一つは、北海道でゴルフ遊びをやってみたかったこと。

さらには、母は北海道へ行ったことがない、ということ。

 

私のほうこそ、母と行く以上当然交通費と宿泊費はタダ。異論のあろうはずがございません。春の東京研修に引っ付けて、会社にはその分も「研修」と称して休みを確保いたしました。…そうすると、会社へのお土産も買わずに済みますから、一石二鳥というものでございます(ww さらには、まだ少々元気のない娘を気分転換に連れて行ってやろうという親心には有り難く乗っておこうというスケベ心満々でございました。

そして、5月の下旬に3泊4日の北海道旅行が実現したのでございます。

航空券の予約、ワンモアレンタカーとホテルの選定および予約は当然、私の役目。ルートの選定と運転手は言うに及ばずでございます。 しかし運転好きの私には苦になるはずがございません。 カーナビ完備で怖いものなしでございます。

無料宿泊券の使えるホテルと、旭山動物園を考慮いたしました結果

1泊目/旭川市内宿泊(千歳~富良野経由)

2泊目/札幌市内宿泊(終日旭山動物園)

3泊目/小樽市内宿泊(午前中札幌市内観光、午後小樽へ移動)

最終日/ゆっくり出発し、買い物して、千歳空港へ

1泊目と2泊目は宿泊券を利用し、航空会社経由のワンモアホテルで小樽の1泊だけを予約いたしました。

 

実際には、5月下旬の北海道は思いのほか寒うございまして、富良野なぞはまだ冬の風景。富良野ワイン工場で少し中から温まり、お花畑では、後1ヶ月もすればここはラベンダー色に染まるのね、と震えながら2時間弱のお散歩を楽しみました。

旭山動物園は、大人でも丸1日楽しめる動物園でございましたが、これはまたゆっくりと書かせていただきたいと思います。

札幌で泊まった翌朝は、あいにくの雨模様。ですが、札幌に行って、何も見ないというのもどうかということで、旧道庁舎とお約束の時計台、大通り公園を見てまわってまいりました。 しかも写真の一枚も撮らず、何故か道庁内でミルクをいただき、職員生協がやっているグリーンアスパラの購入チラシをつかんできただけでございましたw

もっと寒かったのが、午後からの小樽でございます。札幌からはあっという間に到着いたしますから、午後も時間がたっぷりとあります。雨模様といえども、ホテルでダラダラするのはもったいのうございますので、とりあえず町の探索に出かけました。しかし、本当に寒く、カニ店が連なる一帯もレンガ倉庫の周辺もほとんど人が居りません。あまりの寒さに、度々土産物店に入るのでございますが、どこもガランとしておりました。

私は昔、友人と札幌・小樽へ来たことがございまして、その時の小樽の印象が良かったものでございますから、折角の小樽がとても物悲しい印象のまま終わってしまうのかと淋しい気持ちになっておりました。

ところが、翌朝は恐ろしく良いお天気。

気持ちも晴れ晴れと、少々辺鄙な場所にある、「地元の人が使う」という謳い文句の市場へと車を向けました。ところが、ものすごい渋滞。もしや、市場に集中しているのでは、と危惧いたしましたが、何のことはございません。向かいの郊外型ストアのセールに殺到していた車に巻き込まれていたのでございました。

その市場はそう大きくはございませんでしたが、人も少なく、駅横の三角市場のような喧騒もなく、ゆったりと品定めさせていただきました。 そこでアブラガニの生きたのと、毛ガニの生きたのを購入し、ホタテ貝を半ダースもオマケしていただき、まとめてトロ箱に詰めてもらってほくほくしておりました。 ついでに昆布もゲットいたしましたが、これは中央市場の昆布やさんで仕入れる方がモノが良うございました。

それから北一ガラスの周辺でルタオのお店を覗き、お土産物店でこれまた何故かピンク色の岩塩を購入し、千歳方面へと向かったのでございます。

飛行機まではまだ時間がございました。

そこで、私が気になっておりました、ノーザンホースパークへ行くことにいたしました。

北海道といえば、競走馬の産地としても有名でございます。しかも、社台の牧場が空港にほど近い場所に点在しており、その中で、一般向けに自然公園を整備して開放している場所がノーザンホースパークでございます。 本当はもう少し遠いところの牧場に、私が大変お世話になった馬が種牡馬生活を送っておりますので、そちらへ行きたい気持ちもございましたが、今回は距離感がわからなかったために断念いたしました。

公園内には、競走馬たちのミニ博物館等もございまして、それを見ていると、いかに社台の馬たちが名馬ぞろいかがよく分かります。公園のはずれまで行くと、空港ファームの馬たちが放牧されているのを見ることができました。レストランの前のガーデンは整備中の部分もございましたが、とてもかわいらしくて気持ちの良いお庭でした。

ひき馬で使われている馬のための厩舎は、中に入らせていただくことができましたが、馬の数よりも多いくらいの猫たちに目がいってしまっておりました。この猫たちは単なるムダ飯食いではなく、カイバなどにつくネズミなどを退治するために飼われているのだそうです。その日はお天気でしたので、半分くらいの猫が、馬とともにお洗濯されていて、日向ぼっこをしながら毛を乾かしている、のどかさが印象的でございました。

ホースパークからの帰り道、少々ヘンピなところにあったガソリンスタンドのガソリン価格にも満足いたしまして、余裕で車を返却し、空港で産地直送のアスパラガスと行者にんにくを購入して家路についたのでございました。

ちなみに、レンタカーは我が家の車がホンダ車のため、車種が違えども慣れたクルマの方が良いとホンダ車の希望を出しておりました。借り出す時には一つアップグレードしてくださって、来て間もないピカピカの新車でした。ラッキー!!


夜行バス [旅すること]

旅と言って良いものかどうか微妙でございますw しばらくの間、東下りいたしましてせっせと研修に励んでまいります。

年に3度、計10週間もの研修を受けようといたしますと、必然的におサイフが直撃を食らいましてw なるべくなるべくバジェットに通わないとやっていけないのでございます。

そこで登場してくるのが、夜行バスという選択でございますw

往復で新幹線片道くらいの費用、というのはとても魅力的なもので、その魅力に負けて初めはしぶしぶ使っておりました。 十数年前にも何度か使って疲れ果てた記憶があったもので…w

ところが。

何だか快適? 前よりもずっと疲労がマシな気がします。

確かに収容人数が減っているために、占有スペースが広くなった感じです。シートも格段に良くなっております。

それにしても。

早朝にもかかわらずバスを降りてから、結構元気なのはどうも何かあるw と思い当たるフシを考えたのでございます。

そうして思い当たったのが、「飛行機」でございます。昔バスを使っていた頃の私の行動範囲は、飛行機を使うほど広範囲ではございませんでした。十数年の間に、私は飛行機とずいぶん仲良くなり、12時間以上もあのせまい座席にくくりつけられる旅にも耐えることができるようになっておりました。

久しぶりにバスに乗ってみると、飛行機のエコノミーよりも格段に環境が良いではございませんかw ビジネスとはいきませんが、中間のプレミアムエコノミーくらいの快適さはあるように思いました。ダメ押しでアイマスクと耳栓をすれば、もうカンペキでございますww

その上、横浜方面行きではございますが、最寄りのバス停からそのまま乗れるのも魅力的でございます。新幹線にせよ飛行機にせよ、そこまでたどり着くのに時間と労力が必要なもので…我が家からは。

夜、寝る態勢で家を出たら5分でバスに乗れ、早朝たたき起されたら家から5分、というのはある意味楽でございますねw

今、ちょっとしたマイブームでございます。


どんなお酒を飲もうか [旅すること]

お酒を嗜む私にとって、旅での楽しみの一つは、当然

土地の酒

でございますw

国内なら地酒・焼酎を中心に、たまにワインなども味見いたします。夕食の際に少々いただく程度でございましょうか(違w

海外に参りますと、彼の地の名物がビールかワインの場合は間違いなくいちびって飲んでおりますw アルコール度数が強くて、足にキそうな地酒は、言語不自由な土地で自ら危険を呼び込む必要はないでしょう、とどうしても避けて通りがちですけれど。必ずしも土地の酒だけにこだわれないです。

ビールを飲んだのは、イギリス・ドイツ・チェコ・オーストリア・デンマーク・スウェーデン、それから澳門以外のアジア。

ワインは、イタリア・ドイツ・オーストリア・ニュージーランド、アジアの中ではレアケースで澳門。

それ以外で惚れ込んだのは、スコッチウィスキーです。 シュナップスなどのスピリッツ系はなかなか手が出せません。

ビールが美味しい!!と思ったのは、チェコ・ドイツ・イギリスでしょうか。チェコのpivoはとにかくどれも美味しくて、しかも安かったです。美味しかったのは、転がり込んだ先の友人のチョイスが良かったからなのかもしれませんが。ドイツは旧東西とも行きましたが、ワインが美味しかったところと、ビールが美味しかったところが土地によってだいたい分かれていたような気がします。ベルリンとミュンヘンはbierが美味しかったなあw イギリスではビター好きで、パブランチとセットで当たり前のようにハーフパイントをいただいておりました。…レンタカーで旅してたんですけどねw 結構コクのあるビールが好きで、日本でもアルトやケルシュなどの表記を目にするとつい手にとってしまいます。ウィーンではビールもワインもどちらも美味しかったので、結構大変でした(何w

ワインも美味しかったです。そこらへんのスーパーに売られているワインでも美味しくて、高級なワイン飲んでる場合じゃないw、それで充分美味しいワインが何本買えるか…という感じです。赤よりも白が圧倒的に美味しかったのは、ニュージーランドとドイツのワインでした。お隣のわりに、オーストリアワインは赤も結構美味しいし、生産量もあるようですから、面白いなと思った記憶があります。ただ、オーストリアは全体的に生産量が少なくて、向こうへ行って初めて、ホイリゲ以外のワインが実は名物だと知りました。ほとんど輸出しないそうです。そのオーストリアワインを日本で発見してびっくりしたことがあります。その京都伊勢丹ではチェコビールも見つけたことがあって、なかなか珍しいお酒を置いている貴重なお店です。澳門のワインは、実はマカオワインではなくて、ポルトガルワインです。澳門は旧宗主国ポルトガルの影響を強く受けていて、通りの名前なども中国語とポルトガル語で書かれていたりします。なので、香港では見たことがないポルトガルワインが手に入ります。これがまた、一番安いグリーンワインでも結構な美味しさで、湿気の多い気候の中、スパイシーなお料理を食べる時にはするすると入ってしまいますw 厳密に言うとワインとは言いにくいのですが、ポートワインの美味しいのも澳門にはいろいろあり、年号つきのビンテージものも心浮き立つようなお値段で置いてあることもあります。日本ではルビーとトーニーくらいしかほとんど見ないです。わいんくれーじにはオタッキーなポートがあって、びっくりしましたけれどw

日本で買うのは、今はもっぱら発泡酒とスペインワインです(何w


ウィーン現地集合現地解散 [旅すること]

昨年10月のことでございます。

いろいろ経緯がございまして、スウェーデンに行かねばならなくなりました。しかし、昨年はすでにスウェーデンを2往復しておりまして、お財布が火ダルマ炎上状態に陥っておりました。

しかしながら、マイレージの積算だけはたんまり貯めこまれておりましたので、これを使わないテはない!!と、私は「タダで飛行機に乗っちゃうゾ」計画を開始いたしました。

その上、15年以上も悪友やっている友人が、これまた事情があって10月に休暇を取らねばならないことになっており、彼女にとってはまさにタナボタ休暇w

そして…。当然のなりゆきで一緒に旅行に行きましょうというコトになったワケでございますw プランニングは私に一任させていただけるとのことで、あれこれ考えました結果…

【条件】

①スターアライアンスのタダ券で日本―デンマーク。従って、3社以上の航空会社を使わねばならない。

②旅行期間は8日間(5日間)の日付指定。

【希望】

①できれば関空から出て、関空に戻りたい。(東京経由は面倒くさい)

②せっかくヨーロッパなので、どこでもイイからオペラやミュージカルを観たい。

③寒いところはNG

【結論】

①スウェーデンには私一人で行く。(関空発フランクフルト経由コペンハーゲン行き)

②私はコペンハーゲン発ウィーン、彼女は関空発ウィーンで現地集合

③帰りは一緒に帰る

…というものでした。

で、スターアライアンスのチケットを押さえにかかったのでございます。途中までは順調に予約が進み、最後のウィーン―関空のチケットを残すのみとなったところで、「申し訳ございません。満席でキャンセル待ちのお預かりとなります。」

ガガーン!!

一瞬足元から計画が瓦解したように思いました。しかし呆然としているワケにも参りません。「あの、同日の成田行きも見ていただけますか。」そうしたら一応取ることができるということでございました。で、成田行きと大阪までの国内線を予約してもらい、関空行きをキャンセル待ちにしてもらって待つこと2週間。

その間に友人の関空―ウィーン間の格安チケットを押さえ、宿も確保し、観劇予定もバッチリ組み終えてチケットもゲット済み。

で、結局。私だけ成田経由になってしまい、結果的に彼女と現地集合・現地解散ということになってしまいました。笑うしかありませんw

彼女が無事に関空から飛び立てるのかどうか、非常に不安でしたがw やはり楽しいことをやってくれたようですw いつか空港でのブラックリストができた暁には、絶対に載るぞ、私たち(トホホ

無事にウィーンはシューベヒャート空港でキャッチできた私たち。この後はそんなに人様と大きく変わったような珍道中ではないと確信しておるのでございますけれども…。あ、チェックアウトでおねーさんに半泣きで怒られた、というか心配されてましたっけw それはまた後日。


京都ゴハン [旅すること]

京都に行ってきました。

今回はホテルステイに重点を置いて、部屋でシャンパンを開けてまったりとしておりましたので、あまりゴチソウというわけではなかったのですが。今出川の近くにある、ペアーレ京都という健康保険施設のレストランで食事しました。

正直、雰囲気はいかにも公共施設の付属飲食施設という風情でございまして、イマイチ期待せずに単純に一番近いからという理由だけでそこに入ったのです。

そのわりに、なかなかヒットでございました。期待していなかっただけに余計印象が良いのかも知れませんw

下手に先斗町のおばんざい屋なぞに入ると、おばんざいなのに一人ン千円(3千円程度のカワイイ額ではありません)取られて、目玉飛び出そうになることがあります。

しかしここは突き出しで出た水菜と薄揚げの炊いたんも上品なお味で、お豆腐とお野菜と海老のあんかけも、おじゃこも、だし巻きもとても京都らしいお味で美味しゅうございました。定食プラス単品をいくつか、というオーダーをしたのですが、お腹いっぱいになってビールも少々いただいて、一人2,500円弱でした。

ここ以外に、京都府庁の南側にも、恐ろしく怪しいビルの地下一階に、お魚の美味しくて安い居酒屋さんもあり、京都御所西側界隈ならここ2軒でいいや、という感じです。こちらのお店は立地から警察やらお役人やらが多いようです。

あ、あと今出川通沿いのイサーンというタイ料理屋さんも美味しいと思います。ここは10年くらい前からたまに行くようになった…とおぼろげに記憶しております。

今回泊まったホテルの時は、部屋の居心地が良いのでなるべく部屋にいたいと思ってしまいます。そのため、ホテルから徒歩圏内でチャチャッと食べられるところと思うと三条や四条界隈に足が向きませんw

蹴上のホテルの場合は、周囲になあんにも無いので、三条か高台寺あたりに行くことが多いです。二条城の近くだとやはり三条か四条に出て食事します。

ホテルは楽天トラベルか一休か、その他のいろいろなサイトで根性入れて安いプランを探します。今回は1泊するともう1泊の無料宿泊招待券が付いてくるプランでした。結果的に1泊あたり11,250円。破格です☆次の宿泊は4月くらいでしょうね、きっと。またあの部屋でノンビリできると思うと、楽しみです。

今度の目標は、着物でわいんくれーじに行って飲んだくれることにしようw


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共通テーマ:グルメ・料理

冬の京都 [旅すること]

私は「訪れる京都」が好きです。住むにはいろいろと馴染ませてもらえなさそうな敷居の高さがあって、あまり住みよいと思えないのですが、四季折々に美しい京都の、折々に合わせたロケーションに身を置くのがとても好きです。

時間に余裕がある時や気候の安定している時は、着物で行くことが多いです。京都で着物なら、特別な行事がなくても許容されると申しましょうか。タクシーも着物割引をしてくれる会社がありますので、3人くらいで移動するなら、下手すると地下鉄やバスに乗るよりおトクになりますしw観光施設でも割引や無料入場をしてくれる時期もありますしww

今日はこれから京都御所の近くまで行って、美味しい食事と快適なホテルを満喫してきます。でも午前中は仕事ですし、明日も午後から仕事ですから、残念ながら着物はなし…。

今日なら少し暖かいので、白大島か白茶系の紬でも良さそうなのになあ。残念です。ホテルは、事前にお願いしておくと、和装用ハンガーを部屋に用意してくれるところが多いので、小物だけ替えれば充分2日間着られますから、着替えの荷物も軽くなるのになあ。桜の季節までお預けにしておきますw

京都のお食事は有名どころへはあまり行きません。高いし、混んでますし。繁華街で予約してまで行くところといえば、ちもとのランチくらいでしょうか。あそこの卵ほうらくはお気に入りでございます。繁華街や観光地からちょっと外れたところの料理屋さんに行くことが多いです。三条界隈ではココ、とか丸太町あたりならあそこのお魚か料理屋さんがイイ、とか高台寺ならあのお店、とか。高台寺のお店はヒミツのお店wあとは御所近くの料理屋さんは名前を覚えているのですが、後は場所だけ…(^^; プラプラ歩いていて見つけたところが多いので、店の名前をつい忘れてしまうのでございます…。

京都酒をする時は、ワインなら西院の島津製作所近くにある「わいんくれーじ」が好きですね。店の一角で飲ませてくれる感じで、店の売り物のワインを見てまわって気に入ったのを持っていくと開けてくれるという、「商品に手をつける」ドキドキ感が堂々と味わえるところが楽しいですww※以前、二条と書きましたが、正確には西大路三条のそばです。別の方のBlogを読んで記憶がよみがえりました。これから気をつけます。

日本酒なら市役所から西北あたりの「よらむ」が好きです。お料理はベジタリアン系のアテしかなくて(そういうところも好き)、2軒目のバーという寄り方になりますが、ここのお酒だと悪酔いしないんですw 行った事はありませんが、昼はそば屋さんになっているようです。

ああ、テーマは旅だったハズなのにw 食い物の話になってしまったww

できれば冬の特別拝観の一つくらい、観て帰りたいなあ。…厳しそうですが。


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