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翻訳ソフトに頼ると… [情けない・・・ヨヨヨ]

私も英語学校に入ってすぐの頃、結構使っておりました。
Yahoo翻訳とか。
でもどう考えてもおかしい訳が出てくることも多く、よくわからない訳が出て来た時は逆に出てきた文章を和訳し直してみたり。
すると、大抵は全く意味不明になるのでした(汗

ネットで見かけたのは、自己紹介文の最後に"Please thank you"とついているもの。
この意味不明の英語がどうして出てきたか? 恐らく「よろしくお願いします。」を自動翻訳にかけたのではないかと夫は分析しておりました。
そういえば来た頃は、「よろしくお願いします」をどう言えば良いのかとバタバタしたなあ…(遠い目
結局それを直訳する言葉は無い気がします。
へりくだる表現が日本語よりすごく少ないような気がするからでしょうか。
それに近い気持ちを表現するなら、お会いできて嬉しいです、とか良かったです、とかそんなのを使っているように思います。

「~される」を含む文だと、基本的に使役形に翻訳されて敬語とは認識されないケースが顕著だったように記憶しています。
文化的な違いだとか、思考の構成の違いだとかを自動翻訳機能に求めるのは無理だと思いました。

それにしても、その自動翻訳にかけた後の文章くらい、見直せばちょっとくらいは防げたのではないかなあ…奈良県庁の中の人。

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 奈良県が外国人観光客向けに今月公開した会員制交流サイト「フェイスブック」の公式ページで誤訳が相次ぎ、対策として日本語入力から英文併記に切り替えていたことがわかった。


 備え付けの翻訳機能が不完全だったためという。

 県国際観光課によると、公式ページは4日から公開。同課の職員が週3回程度、古都の風景や花、行事などの写真を添えて情報発信している。同課には英語圏出身のメンバーが2人いるが、翻訳は「時間がかかる」として依頼せずに始めた。

 ところが、東大寺にいる鹿について「たくさんの人からおやつをもらって満腹だったと思います」は、感想を語る「私」が、逆に鹿からおやつをもらったことに。また、鹿の毛が年2回、生え変わることを紹介した文では「生え変わります」が訳し切れず英文に混在した。「もともと」は「下下」と認識、直訳して「アンダーアンダー」になっていた。

 県は今年度、外国人向けホームページ(HP)を刷新。従来の中国語、韓国語、英語、フランス語に、ドイツ語、イタリア語、スペイン語のページを追加した。HPの維持管理や自動翻訳機能の利用は年額81万円で通信会社と契約しているが、フェイスブックには対応できなかったという。

(2012年6月10日20時55分  読売新聞)



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ソルトレーク直行便 [情けない・・・ヨヨヨ]

今年6月にスタートした、成田―ソルトレークシティ間の直行便。
何とあっという間にお休み、ウワサによると来年5月にまた再開予定らしい、とのこと。
これまたウワサによると、成田→SLCは結構満杯だったけれども、逆がガラガラだったので中止したらしい、とも聞きます。

ですが、正直に言って、運行日程に問題があったのと、セールスがあまりに弱かったのじゃないの、と思ってしまっております。
私はその航空会社があまり好きではありませんし、関西方面までだと結局国内で移動しなければならないので、直行便の話を聞いても私自身としてはあまりメリットを感じませんでした。ですが、子供連れや親世代をこちらに呼ぶとなれば、やはり楽なので注目はしておりました。

しかし。運行日が平日のみでは、国立公園の玄関口としては最高の立地を活かしきれないと思いました。お勤めしている人であれば、夏休みは最大で土曜日から翌週の日曜日まで、9日間という人が多いと思います。一日早く戻って来たいとすれば、アメリカは金曜発になりますから問題ないとしても、日本から土曜発がないのは少々痛い運行スケジュールと感じざるをえません。

さらに。
私は現在、日本のパッケージ旅行に疎いのは確かですが。
そして、例のインフルのために、アメリカへの旅行が減っているであろうことも予想できますが。

それにしても、夏の国立公園めぐりパックツアーのようなものをほとんど目にしませんでした。あの宗教の信者さんで、一生に一度はエルサレム…、じゃない、SLC、という人ならともかく、別に高級ブティック街があるわけでもなく、プロスポーツチームのゲームが年中楽しめるわけでもなく、歌舞音曲の類が有名なわけでもないSLCの街自体に観光地としての魅力があるとは思えません。
それよりも国内でも有数の国立公園の宝庫、そしてイエローストーン国立公園にも最寄の大規模空港という特性を活かして、トレッキングのツアーや、国立公園めぐりツアーなどを組んでも良かったのじゃないの、と思ってしまうのです。
少しがんばれば、ラスベガスとグランドキャニオン、デス・バレーもセットにできる立地です。
もしかしたら、旅行会社に売り込みをかけても仕入れ値で合わなかったのかもしれませんが。

さらにさらに。
夏の国立公園もさることながら、冬のスキーをフィーチャーしなくてどうする!! というのはSLC周辺で生活する日本人の正直な感想です。
そのシーズン前に運休とはな・に・ご・とでしょうか(w
スキーマガジンでのレーティングでは、トップ10に2つ、ユタのスキー場が入っています。
一つはカナダのウィスラーよりも高評価です。このレーティングでは、コロラドのスキー場が多くトップ10入りしておりますが、コロラドは非常に滞在費が高くつきます。反面、裏側のユタはかなり滞在費を抑えることができ、雪質も遜色がないというメリットがあります。
いつか見たテレビニュースでは、この2つ以外のスキー場がウィスラーよりも高評価でした。
他にも、市街地から半時間程度のスキー場がいくつもあり、もちろん全部パウダースノーです。中には午後3時以降はリフト無料というスキー場もあります。
もう10年以上前から海外でスキーを楽しむためのツアーが旅行会社のパンフレットでいくつも見られ、海外スキーツアーも定着してきたように感じるのですが。

そんなスキーシーズンをみすみす逃してしまう航空会社…。本当に商売する気があるのでしょうか(汗 今では直行便を飛ばした理由もわかりません(汗 …まさか、布教活動の団体ご一行様のための実はチャーター便状態を当て込んでいたわけじゃあないですよね(怖
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TSAにご用心 [情けない・・・ヨヨヨ]

TSAとは何でしょう? アメリカで飛行機に乗る際、必ず通らなくてはならない手荷物検査と機内預け荷物の検査をしている機関のことを指します。TSA (Transportation Security Administration)と言うのだそうです。

…で、どうしてそのTSAに気をつけなければいけないかと申しますと。
荷物からモノが抜かれる危険があるからです。

20年近く前は機内持ち込み用手荷物検査の際に抜かれることもあったようです。ですが現在は基本的にその防止策は取られているように感じます。それでも完全かといえばそうではないかもしれませんが、バッグを開けたままにしないとか、こまごましたものはチャック付きの袋に入れるなどの基本的な自衛策でかなり防げるように思います。

要注意は機内預け荷物です。
これ検査は私たちの居ない場所で行われます。持ち主の目が届きません。
実はこんなことがありました。

7月末~8月頭の週末に、デンバーへ出かけました。夫がフライフィッシング連盟の総会でフライタイイングのデモンストレーションをするためです。デモンストレーションのために、夫はいろいろな用具や材料を持参しました。それをスーツケースに入れて機内預けにしたのです。
もちろん大きな催しということで、他にも沢山のタイヤーさんたちが来られる予定です。その人たちとフライの交換をしようというので、夫はデモンストレーション用以外にも50本ほどの自作フライをケースに入れて同梱しておりました。
ところが、会場に入り、人とフライを交換しようという段階になって、どこを探してもそのケースが見つかりません。そう小さくないケースですから、荷物に紛れようもないのです。
一瞬は夫の入れ忘れが頭を過ぎりました。ですが確かに夫がケースを荷物の中に入れようとしていたのを見ておりましたし、何よりも私が荷物の中からTSAの「検査しました」カードを発見したので、もしかしたら、という思いもありました。
その時点ではまだ「可能性」だったのです。
ですが、その後絶対に入れたはずの用具まで無くなっており、他のタイヤーさんたちの中にもフライを入れる箱の中から特定のフライだけが無くなっていた人、処方薬を丸ごと無くした人、そんな話が出るわ出るわ。
結局「可能性」が「確信」に変わってしまいました。
ですが、残念なことに証拠はどこにもないのです。
荷物を引き取った時点で開けて確認したわけではありませんから、車上荒らしに遭った可能性や、途中で私たちが落とした可能性も否定できないわけです。いくら私たちがその可能性を否定しても、証拠がありません。

さらに、処方薬を丸ごと無くした人はそれが分かった段階ですぐにTSAに連絡したそうです。その時のTSAの返答が、「TSAには泥棒が居ますので、そういった貴重品は絶対に機内預け荷物に入れないようにしてください」だったそうです。アメリカでは、薬物中毒には違法薬物のほかに処方薬の中毒も多く、荷物検査は処方薬を入手する格好の機会なのだろうと思います。
他にも日本から来たフライフィッシャーの人が、時間のかかる鮭釣り用のフライが何故か無くなっていたことがあったそうです。

TSAの就労規約は一体どうなっているのでしょうか。
公式に「泥棒が居ます」とはあまりに居直り過ぎだと思います。

ですがそれが現実です。自衛するしかありません。
今後はハサミ以外は持ち込み手荷物にして、気になるなら目の前で開けてもらうようにしよう、と決めました。
大事なロッドやリールは怖くて飛行機では持ち運びできません…(泣

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インフル狂想曲 [情けない・・・ヨヨヨ]

何だかここ2件ほど、「狂」の付くタイトルが続いております(汗

 

友人のお宅で、他の在ユタの日本人の方と4人で話をしておりましたら。

なんでも、ある日本人の方が子供さんにマスクをさせて学校に行かせたら、家に帰されたそうです。 そのご家族は例の新型インフルの予防のために、と思ってマスクをさせたようなのですが。

その理由は、話をしてくれた日本人の方曰く、

アメリカでは、マスクには拡散防止効果はあるが予防効果は無い(又はかなり低い)と認識されているのだそうです。 ですから、マスクをしている=私は感染していますよ、と周囲に告知していることになる、と。 なので感染しているなら来るな、ということだったようなのです。

この認識と対応が正しいかどうか私にはよく分かりません。 ですが、さすがに日本のニュース報道を見ている限り「ちょっと大騒ぎしすぎじゃないの」と思ってしまいます。 母曰く、東京で学会の予定のある人が、「関西からの申し込み者で、取りやめる方については全額返金します」という連絡を受け取ったとか。 関西人はばい菌扱いされているよう、とため息をついておりました。

アメリカにも厚生労働省と同じように、疫病対策を司る機関がありますが、こちらの機関は早い段階から「感染力が低いため、感染者が出た場合は注意を要するが、それほど大騒ぎする必要はない」と見解を出しておりました。 ユタでも感染者が確認されていますが、その初期段階では学校が一時休校になったものの、今は完全に通常通りです。 もちろん、マスクも先に述べたように一人としてつけているのを見たことがありません。 …たぶん花粉症用のマスクは無いと思いますw

一つには、ユタに居る限りは「人混み」というものがほとんど存在しないからかもしれません(爆 通勤・通学の朝のラッシュ時は一応路面電車もバスも結構人が多いです。それ以外なら、卒業式の時とアートフェスティバル・ジャズフェスの時以外にほとんど人混みに遭遇したことがありません。 ですから、人口密度の高い日本とは事情が違っている可能性もあります。 毎日ゴルフ場のコースに居るようなものでしょうか(汗

もう一つには、やはり疫病対策の機関がパニックを引き起こさないようにきちんと対処しているからのような気がしてなりません。 少なくとも深夜に近い時間に記者会見までして「注意」を呼びかけるような愚行には出ませんでした。 当該機関の最高責任者が今回の日本のパニック状態を引き起こしたような気がしてなりません。

語学学校のレポートの書き方のクラスで、疫病についてのテーマでレポートを書かされたことがありました。私はたまたまインフルエンザを取り上げました。その時に非常に興味深かったのは、レポートにも引用しましたが、アメリカの疫病対策機関は、アメリカ国内だけでおよそ3万6千人が毎年、インフルエンザによって死亡していると見積もっています。また、毎年20万人以上がインフルエンザに罹って治療を受けているとも報告しています。日本ではどのくらいの数字なのかはよくわかりませんが、感染力、死亡率ともに新型インフルよりも高い流行性インフルエンザでここまでのパニックになっていないと思います。

さらに、アメリカでは毎年夏場のA型肝炎の流行の方が、新型インフルよりももっと深刻です。アメリカへ渡航する日本人、特に観光目的の人ではほとんどがA型肝炎の予防接種をせずに、そのような感染のリスクがあると知らずに渡米されているのではないでしょうか。 肝炎は感染すると一生付いて回ります。 新型インフルよりも、A型肝炎に感染する方が感染者にとっては深刻ですし、他の人に移す危険性もあるというのに。 危機感なしにファーストフード店などで生野菜を口にするのを考えると、その方がよっぽど恐怖です。

レポートでももちろん、感染予防対策に言及しました。結局は充分な睡眠を取り、水分と栄養のある食事をしっかり摂り、体力を維持して頻繁に手洗い、うがいをするという、一番基本的な行動が一番効果があるというオチ(?)で。 感染してしまったら、家に居て撒き散らすのを防ぐのと、目や鼻や口を不用意にこすらない、やはりマスクをして拡散防止をせよ、とのことでした。

 

どこぞの会社で「飲み会禁止令」が出た、とも読みました。目的は違えど、これはこれで真っ直ぐ家に帰って、ちゃんとした手作りの食事を摂り、充分な睡眠を取るためには良いことかもしれませんw

どうぞ皆様お大事に。そして夏休みには、日本のゴルフ場より人口密度の低いユタへどうぞ☆ 直行便もありますので、それを利用すれば他の地域での感染のリスクもありません☆☆


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少しだけ気持ちよく生活するために [情けない・・・ヨヨヨ]

こちらで唯一の日本人のお友達が先ごろ約1ヶ月、日本に戻っておりました。
アメリカの生活も私はとっても満喫していると思っておりますが、日本は日本でまた格別、しかも季節は桜の季節…!!
ちょっとうらやましい私でございました。

彼女が帰ってきてから、いろいろと話をした中で少し悲しい気持ちになったことがありました。

彼女は息子さんが2人おります。下の子が今丁度2歳半、こちらの保育園に通っていて出てくる言葉が英語単語、という状況でございます。家では日本語しか使っていないにもかかわらず、です。
その息子さん、日本での滞在先の近くを散歩している時に、行き交う人に向かって「Hi!!」を連発していたそうです。
というのも、ソルトレークで普通にそうやってお散歩しているからなのですが。

そうすると、その行き交った人たち。

無視。顔をそむける。変な顔をする。あからさまにイヤな顔をする。
お返事返してくれた人が居なかったそうです。

そして彼は3日で「Hi!!」と言わなくなったのだそうでした。


子供のことですから、日中のお天気の良い時間にお母さんかお父さん、またはお祖母さんとお散歩していたはずです。多摩ぷらーざの駅の利用圏内で、住宅街のことでしょうし、忙しいサラリーマンが行き交うような場所ではなかっただろうと思っております。
それなのに、小さい子供の挨拶に対する反応がこれでは少し悲しすぎるなあと思ったのでございます。
その人たちは「こんにちは」はおろか、せめてにっこり笑うくらいのこと、どうしてしなかったのでしょうか。
以前に東京へ研修に行っていた時も、電車内のギスギス感に辟易して、「私は東京には住めねえ」と思ったことはございます。ただこれは大人同士、ラッシュ時のことでしたから仕方がないのかとも思っておりました。
知らぬ他人様とはいえ、少~し譲り合っただけ、にっこりしただけでお互い気持ち良く一日過ごせるのではないかと思うのです。自分のことしか考えない、関心がない人が増えているから、子供たちも利己的になって当たり前なのだと、これでは「教育が云々」という以前の問題ではないかと悲しくなりました。

日本を出て、逆に私は日本人の良いところが沢山あるとしみじみ思います。日本人で良かったとも思います。
英語には「いただきます」「ごちそうさま」に相当する言葉がありません。「行ってきます」「行ってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」も一応言う言葉としてはあるのですが、ニュアンスまで同じ言葉はありません。同じ延長線上でやはり「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「おやすみ」などの挨拶は大事だとつくづく思います。日本はそういう挨拶だけ、の関係でさえも大事にしてきた民族ではないかとも思うのです。

私はアメリカの大都会は知りませんので、何とも言いませんが、散歩中に行き交う人とにっこり、「Hello」だけで景色が違って見えるのがとても好きです。
別にいちいち挨拶をするのが良いとは思いません(特に都会では)が、目が合ったらにっこり、くらいしても困らないんじゃないのかなと思っております。少なくとも、ぎすぎすするよりはずっと良いなあ、と思います。
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ねつのはな [情けない・・・ヨヨヨ]

表題のとおり、ねつのはなができました。

しかも、近年になく広範囲に出ました(泣 その一週間くらい前から、指がかゆくて少しぶつぶつしているので夫に見てもらったら、「帯状疱疹」とあっさり言われ、あまりスケジュールを詰めずにのんびりしているように気をつけたのですが、とうとう口唇に(号泣

日本でも時々なっておりましたので、私は放置を決め込みかけたのでございますが…。

夫曰く、破裂すると感染の恐れあり(特に幼児)、そして悪くすると脳の方へウィルスが回ると厄介な事態に陥るとのことで、切れていた保険を更新して、慌てて病院へ行ってまいりました。 以前にも病院へは行きましたが、全て予防接種のためで保険を使うことはありませんでしたので、今回が事実上初めての保険診療でございます。

行く前から少々ドキドキしておりました。元々医者嫌いで丈夫なため、病院とは縁の薄かった私でございますが、上達してきたとはいえ、英語で乗り切れるのだろうかという不安だってございます。 とにかくこちらの病院は予約を取ることから始まります。 それは結局夫に頼ってしまいました。 予約が正午からというので、20分以上前に行って、受付やら問診の手続きをしてもらいます。 診療室に入るのは実際3度目とはいえ、いつもは注射の恐怖でゆっくり周囲を見渡す余裕もなかった私、やはり恐る恐る看護師さんに付いて入室いたしました。 今回は椅子に座れと言われ、血圧と身長と体重を計られいくつか問診をしてくれたのですが、何とか乗り切り、別の診療室へ。

診療室には、各国の言葉で主要な愁訴や病気の名前が書かれたポスターがでかでかと張られておりました。 さすがに留学生とその家族の多い学校だなあと思ったり、注射器が捨てられているプラスチックボトルの注意書きを見て「さすがにヤバイ病気への予防がしっかりしているなあ」などと感心したりしておりました。 診療室では、先生が触りもせず(感染するかもしれないので当然です)、薬を処方してくれました。服用方法と、一般の売薬で、効果のある軟膏も教えてくれ、それも一応理解できたようで、無事に戻ってまいりました。 先生たちも留学生慣れしているので、比較的ゆっくり、わかりやすく言ってくださるので有難かったです。 おかげさまで、薬の服用は5日間、塗り薬は7日間でほとんど完治いたしました。 その間、人間はおろか、動物とのキスも止めてください、と言われ、今までそういった環境に居なかった私には、「そういうことも言う必要がある文化なのね」としみじみ感じる一言でございました。

支払いは結局、薬代の10ドルのみで、私の診療データは直接保険会社へ行き、そこから直接支払われるようでした。 自己負担なし、には夫も驚いていました。大抵は10ドルくらい払うものだそうです。 必要なら、また病院からか保険会社から連絡が来るでしょうから、その時払えば良いようです。 アメリカでは国が運営する保険制度がないので、保険会社が各自でいろいろな健康保険を販売しています。 その中から勤務先の会社が契約している保険会社と契約するなり、自分で独自に探して契約するなりしますが、カバーする保険内容も、診療時の自己負担額も、結構ばらばらのようです。 日本に居たことのある語学学校の先生は、働いていれば外国人でも入れる日本の健康保険制度にいたく感動しておりました。 自己負担が上がっているとはいえ、日本の健康保険制度は貴重なもののようです。 私は今回3ヶ月で200ドル程度でしたが、40歳を超えると一気に保険料がアップしますし、夫との家族保険に切り替えるだけで倍以上の保険料になるようです。どうしてそうなるのかはよく知りませんが、恐らく妊娠・出産等をカバーする保険の場合は、それが理由ではないかと思います。 救急車の費用も入っている保険によってはカバーしない場合もあるようで、そうなると緊急の救急車さえ呼べないか、利用した場合は気が遠くなるほどの高額な利用費を請求されるようです。

ちなみに、クラスメイトの友人で、自宅の庭先を利用して不用品を格安で売るガレージセールをしている最中に足を滑らせて骨折した人などは、救急車を呼び、その後別の疾患もあってしばらく入院しておりましたが、その治療費を工面するために家を売らなくては、と言っていたそうです。 その人の家は我が家の散歩道の近くにあり、たまたま前を通りかかったら、本当に売りに出ていて、しかも売れておりました。 ということは彼女の話は本当だったのかと少し冷や汗が出てきます。 こんな状況は日本では考えられませんでしたから。 また、救急車を呼ぶのに「(救急車利用をカバーする)保険に入っているか」「日ごろ服用している薬全部」「アレルギーや持病」を確認する必要がありました。 救急隊員にそれらを伝えなくては、体に触ることもしてもらえません。 もし言わずに、救急隊員が何かに感染した場合は、恐らく訴えられるか治療費の請求が来るのだろうと思います。 申告しなかったために、治療中にショック症状等で死亡した場合は、全くの自己責任と言われるのだろうと思います。 そういう部分では、まだまだ日本は大らかだと思う反面、今後は日本でも似たような問題が起こる可能性もあるのではないかと思っています。

いずれにせよ、アメリカでは医者のお世話になるのは極力避けなければならないと感じる出来事でございました。


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苛性ソーダ溶液が手に付着してしまいました [情けない・・・ヨヨヨ]

久しぶりの内容が、このような情けない内容というのも悲しいものでございますが、それが私ということで少々開き直りの境地でございます。

ここ半年くらい、手作り石鹸にチャレンジしておりまして、これまで牛乳パックにして数本分の石鹸を作って楽しんでおります。最初はレシピ通りに作っていたのですが、前回はアメリカからはるばる担いできてくださった、無漂白のシアバターがたっぷり1ポンドもありましたので、それをたっぷりと配合した贅沢な石鹸をオリジナルレシピで作っておりました。ですが、シアバターがリッチ過ぎて、これは冬場か特に乾燥する地域で使用する以外に無いのではと思っておりますw

ところで、昨日はお気に入りのカロチンバーに、そのシアバターを最後に少しだけ足したものを作っておりました。これも、無精製のレッドパーム油をシアバターと同じ時にいただいて、それで作った石鹸がとても気に入って使っておりますので、残りを使ってしまおうというコンセプトでございました。

気候も良くなり、オイルを溶かす手間が減って、作業はとてもサクサクと進みました。ゴーグルに花粉症用マスク、ゴム手袋という完全防備での作業も順調で、苛性ソーダ溶液も入れ終えて調子よくかきまぜも終えたのでございます。

さて、一段落したところで一旦片付けをするべく、その強アルカリの水溶液の付着した用具を大量の水で洗っておりましたところ…。ふとゴム手を見ると。

 

 

指の付け根にが空いているではございませんか!!

 

 

うっわ~(汗

やってしまいました、私。 とりあえず、ゴム手袋をはずし、大量の水で流しました。しかし、どのくらい放置していたら「短時間」なのか「長時間」なのかの線引きがわかりません。 またどのくらいの水量で流せば充分な量なのかもわかりません。一応、両手をせっせと洗ったのではございます。

しばらく様子を見ておりましても、気持ちかゆい…かな?程度を感じるだけで、外傷もそれ以外の刺激もございません。手袋をはずした直後はともかく、洗い流した後に表皮がヌルヌルすることもございませんでしたので、そのまま一晩様子を見たのでございます。

 

翌朝。 気持ち少々ピリピリする…かな?という程度でございましたので、そのまま出社いたしました。寝る前、化学知識のある方に「こんなドジをやらかしてしまいました」とメールしましたところ、このような返事が返ってきておりました。

「強アルカリ水溶液は手に付いたのが少量で短時間なら、水洗いだけでも良いですが、アルカリ性なので、大抵中性かアルカリ性の洗剤で洗うのは逆効果で、お酢を掛けて中和するのが一番です。アルカリ性のものは外膚を越えて筋肉や骨を溶かすので注意して下さい。化学薬品をなめてはいけません。酸性のものなら、肌への刺激や火傷で、すぐについたことが分かりますが、アルカリ性のものは、後から支障が出てから気付いた時には、厄介なことになるので特に注意して下さい。アルカリ性のものは、木綿や化繊を殆ど傷つけず、通り抜けるので、ゴムかビニールのエプロンをして扱うのが基本です。床などに落ちた時も、拭き取るより先に、お酢をかけて暫く待ってから、紙タオルなどで吸わせて、ビ
ニール袋に入れて捨てて下さい。その時にも、紙の湿った所を触らないように、ビニール袋で掴むのが安全です。」…という有り難い内容で、さらにネットでも調べましたら、気が付いた時には相当厄介なことになる場合もあるというのが大勢でございました。

今までの私ならば、恐らくそのまま放置していたと断言できます。ですが、来月になれば大きな行事ごとが予定されていることもあり、数日後に「厄介な」状態に陥ることだけは避けねばならないという心理が働いたのでございます。そこで私としては驚異的なくらい早々に、皮膚科へと駆け込んだのでございました。それも美容系でない、まともな皮膚科を必死で探してww オフィス街や皮膚科の個人院は美容系が多く、結局総合病院へ問い合わせをしてから参りました。

診察の結果、大したことはなかったようで、一安心でございました。念のため、ステロイドを配合した軟膏を処方されました。これは、真皮のところで化膿して水疱が出来たりするのを防ぐのが目的のようでございます。2~3回塗って、ピリピリが収まれば止めてくださいと言われました。但しこの薬は、化膿してしまってからでは効き目がないとも言われました。

ちなみに、付着した表面がヌルヌルするのは、表皮がアルカリによって溶けているからだそうです。

石鹸作りをされている方は最近増えておられるようでございますから、万が一、私のようなドジをなさった方がもしおられたら、ご参考になれば不幸中の幸いでございます…(汗 このようなことは無いに越したことはございませんが、万が一の場合、お役に立てますように。

 

※追記※

油分が入ったことろは、お酢をかけるとかえって汚れが落ちにくいそうです。強アルカリに対して何でもお酢をかければ良いというものではないようでございます。 また、金属も腐食させるので、指輪等もはずしておくと良いようです。…と補足をいただきましたw


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火傷しました [情けない・・・ヨヨヨ]

朝からお弁当の具にしようと唐揚げを揚げておりました。

最近、みぞれ煮がマイブームでございまして、鳥・魚など適当に下味をつけて竜田揚げ、それをおろしで煮いてはおかずにしております。

今回も、揚げたてはそのまま入れて、翌日にはみぞれ煮計画だったのでございます。

我が家では、揚げ油を捨てるということはございません。長年使っております、オイルポットに漉し紙を入れて漉しては炒めものなどに使うのでございます。

 

当然のように、熱いうちに漉すべくオイルポットを左手に持ち、フライパンを右手に持って、トロトロトロ…のはずが、目測誤り、手にドバ~。

一瞬熱くないのでございます。ですが、目に映る状況は確実にヤバいというのは判ります。

慌てて流水にあてましたが、出勤前にぼ~っとそのままで居るわけにもいかず…。ボウルに氷水を入れて、中でしゃばしゃばしながら出勤支度をしたのでございます。

幸いにもゆっくり出勤できる状況でございました。出る直前まで冷やして、そのまま出たのでございます。

 

しかし。

 

そんなに甘くはございませんでした(汗

車に乗って数分後、ビリビリと痛み出し、とてもこのまま30分ガマンできそうにありません。高速のサービスエリアで氷を買ってもらい、その袋の中に手を突っ込んでおりました。

結局一日氷水とトモダチで過ごすハメに。

夜は夜で保冷剤でサンドイッチにしてもあっという間に溶けてしまい、焼けるように痛くて寝られませんでした。

一日過ぎて、やっと冷やさなくてもいられるようになりましたが、一部水ぶくれになったところが破けて、終日汁汁状態でございました。

擦れて痛いです。

夏も油に指を突っ込み、熱々のトマトソースを足にかけて大きな水疱を作りましたが、これほど痛くはございませんでした。

落ち着いた今は、指にくっきりと油の通り道がついております。

 

明日は宴会なのでございますが、少しは大人しくしていることにいたします(泣

ボージョレー飲み放題のがぶ飲みパーティなのに…残念…。


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たんじょうび [情けない・・・ヨヨヨ]

今年の暦は金曜日、という絶好の宴会日和でしたので、京都まで遠征しておりましたw

いつもは自宅で自分で好きなものを作って、家族に「さあ食え、さあ祝え」とばかりに押し売りするwというのが常でございます。

今年は思い切って2泊いたしまして、友人たちと夏の京都を満喫してまいりました…って、ほとんど食ってばかりでございましたけど。

夏の京都で食べる、といえば「鱧」はハズせないですね。梅肉でいただきましたが、鱧の身に適当な脂が乗り、モチモチとしていてなかなか美味しゅうございました。

たんじょうび、といえばやはりケーキはお約束、ということで、錦のオ・グルニエ・ドールに勇んで行ったのでございますが…。長期の夏季休暇中!! ガガーン(泣それでも、一旦ケーキになったハラを慰めるのはケーキしかないw で、少し上がったところにある、町屋を改装したケーキやさんに参りました。セコンド…なんとかwというところ。 レアチーズをいただいたのですが、う~ん、もうちょっとチーズ感のある方が好きかな~w でも、食事前のケーキ!!としては、サッパリしていて良かったかなと思います。

後は東洞院二条にある、日本酒バーへ。関西弁ペラペラのイスラエル人がこだわった純米酒ばかりを扱っています。ベジタリアンの人なので、アテもラクトベジタリアンメニューです。それがなかなか美味しいんです。飲んでいると小腹が空いてきたので、パスタを作ってもらいましたが、これも美味しゅうございました☆

酔った勢いで、濃ゆい話もたっぷりと満喫した今回の京都滞在でございました。

しかし、色気もへったくれもなかったのだけが、情けないというか、なんと申しましょうか…。


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最強の湿布薬…らしいです [情けない・・・ヨヨヨ]

母が階段から転げ落ちました。どうも蒲田行進曲ばりだったようですw

その割りに手首の捻挫だけで済んだようで、私に「湿布薬を買って来い」と命令されました。

最初はフツウの湿布薬を購入してまいりまして、貼り替えつつ1週間が経過いたしました。しかし、腫れがサッとひいたワケでなく皮膚の色以外に黄色と青のだんだら模様が現れ、それはそれは不気味な様子でございます。…大人しく医者に行けば良いものを(溜息

1週間も湿布しつづけておりますので、当然かぶれかけておりますが、それでも取ると痛いので、止むなく買い足し命令を受け、昨日また薬局へ行ったのでございます。

今回は前回と別の薬局へ参りました。そうすると湿布薬のラインナップまで違います。(当たり前ですねw

あまりの品揃えにどれが良いやら途方に暮れてしまった私は、薬剤師さんにヘルプを求めました。すると彼女は、「本当言うと、コレが一番効くんですけど…」と言いながら、あるものを勧めてくださいました。

その袋には、デカデカとした文字で

里芋粉

と書かれておりました。

「水で固めに練って、リント布(ネル生地みたいな柔らかい布)に塗って貼るとイイんですよ~~」とおっしゃいます。

ただ、カサ張るのが難点だそうなのですが、私がするわけではないので、よく効く、そしてさらにはお安い、その粉を購入して帰りました。

戻ってから早速貼り替えてあげたのですが。

よく考えたら、私の手間が増えてますねw しかしオススメだけあって、翌朝、イッキに3日分くらい腫れがおさまったように見えました。…かぶれは酷くなってますがw そしてもっとだんだら模様になった母ww

まあ、自然のものなので、体に害はないだろうと信じて、しばらくコレでがんばってもらおうと思っております。


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