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ユタの国立公園 [Do it myself]

先月、今月とユタの国立公園・州立公園に行ってまいりました。正直に申し上げて、アメリカで自然と親しみたければ、ここは行くべきです。

先月はブライスキャニオンとザイオン国立公園へ、今月はアーチス国立公園とデッド・ホース・ポイント州立公園、キャニオンランド国立公園へ行きました。

Bryce Canyon(ブライスキャニオン) http://www.nps.gov/brca/

Zion National Park(ザイオン) http://www.nps.gov/zion/

Arches National Park(アーチス) http://www.nps.gov/arch/

Canyonlands National Park(キャニオンランド) http://www.nps.gov/cany/

Dead Horse Point State Park(デッド・ホース・ポイント) http://www.utah.com/stateparks/dead_horse.htm

先月分はユタ南部にあり、今月はユタの南東部にある公園です。 どちらもソルトレークから車で5時間くらいかかります。 いずれにしても砂漠気候の中にある公園で、雪解けの場所は水分と砂が混ざって滑らか過ぎるほどの泥、そうでなければ払えば落ちるほどサラサラの細かい砂でございました。 砂を見て、「ああ、ここは砂漠なんだ」と感じる程度で、公園内は道路も整備され、駐車場やトイレ、遊歩道もきちんとしているので、見渡す限り砂原、というような光景とはかけ離れております。

ソルトレークに来た初めは、正直あまり国立公園へ行きたいと思っておりませんでしたが、英語学校の先生が格安で企画してくれたのと、やはりユタに半年以上居てどこも行ったことがないというのは、自然以外に売りが乏しいこの州で他に感動するところがない私のような宗教に無関心な者にとって、ユタの思い出が無いに等しくなってしまうと思ったからでございます。 こういうところでも、私の入った英語学校はなかなかお見事なプログラムを提供してくれていると思います。

それぞれが全く違う光景で、同じ州内にあるとは思えないようなほどの違いがあります。 日本ではグランドキャニオンの方が有名ですが、こちらではグランドキャニオンは大きいだけで、評価はザイオンやブライス、アーチスの方が高いようです。 また、砂漠といえども野生動物は沢山生息しているので、トレイルの近くでも沢山の足跡やフン、抜けた羽や毛などを発見することができます。 私は夫が持っている動物発見帳(!?)を持参し、足跡やフンをその小冊子と見比べてみたのですが、なかなか判別ができませんでした。 アーチスへは夫も同行してくれ、「歩く動物発見帳」が隣に居たおかげでずいぶんと発見できたものも、どの動物が生息しているかもよく分かりました。 

これは、アーチスで見たリスです。一緒に行ったクラスメートが、近くに居た人に頼んで撮ってもらったものをもらいました。

他にも鹿や鳥なども見ることができましたが、やはり砂漠気候ということで乾燥と暑さ(時間によっては寒さ)に体力を奪われるため、結構気を使ったように思います。 夫から、「夏に行くの自殺行為」と聞かされていたため、早春の時期にこの2つの旅行を聞いた時、これは絶好の時期だと思ったのは正解でしたが、それでも相当なものでございました。 実際、同行者の中には、これ以上歩きたくないと主張したクラスメートたちも居ましたし、体調が悪くなった人たちも居ました。 そのおかげで行きたいところに充分行けなかったり、少し嫌な気持ちにもなりましたが、それでも、この時期に、あの場所へ行って本当に良かったと思っています。

今セッション中には、イエローストーン国立公園へのツアーも計画されていますが、その付近にフライフィッシングの聖地のような場所が多く、恐らく別で行く機会のある場所だろうということで今回はスキップしようと思っております。


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一足早くお正月…のような [Do it myself]

随分前の話で恐縮ではございますが、サンクスギビング・ディ(Thanksgiving Day)のネタでございます。

こちらはクリスマスがメイン・イベントと思っていたのですが、キリスト教系宗教以外さまざまな信仰を持つ人がいるという配慮から、最近は"Merry Christmas" と言わずに"Happy Holidays"と言う人が増えてきました。 その中で、サンクスギビングは宗教を問わないお祝いの日として、むしろ大きい催しのようです。

この日は決まって、ターキーを食べるのだそうで、一ヶ月ほど前から、スーパーには巨大なターキーがごろんごろんと置かれます。一つが小さいものでも5kg、大きいものなら15kgにもなります。それを焼くケースも当然巨大で、いろいろな付属品やソースの素、中に詰めるものなども山と詰まれて売られていました。 また、デザートのパイはパンプキンパイをはじめ、数種類用意されるのが当然だそうで、お砂糖やパイ生地、フィリングの缶詰なども安売りされていました。 ローストターキー、パンプキンパイ、クランベリーソース、ヤム(イモの一種)、じゃがいもというのはこの日のお約束アイテムで、完全なメニューになると、骨付きの腿ハムにボンレスハム、数種類のチーズにカット生野菜(といってもニンジンやブロッコリー、ズッキーニ、セロリなど)、ターキーとグレービーソースにクランベリーソース、パン、マッシュポテト、ヤムの蒸したの、温野菜、パンプキンパイ、フルーツパイ、アップルパイに大量のホイップクリーム+α という、一体何人分かと思えるような量の食べ物が並ぶそうです。当然それを何日もに分けて消費するようです。ですから、家族だけでは到底消費できません。

11月の第三木曜日が当日なのですが、その日は家族や親しい友人が集まってディナーをします。それから2~3日は互いの家を訪問してはターキーなどをごちそうになることが多いということで、丁度日本のお正月のような感覚ではないかと思います。 その後は、あの家のターキーは美味しかった、などと話したりするのも、おせち料理に近いような気がいたします。

私たちは夫のお師匠さんのご家族に混ぜてもらって、お師匠さんの娘さん夫婦の家に招んでもらいました。 私の英語が不自由なのを良いことに、私はお師匠さんに「その日はどうしたら良いですか?パイかクランベリーソースでも作って持って行こうと思うのですけど」と、その前の「招んでくれるか、くれないか」という問いかけを吹っ飛ばして押しかけたというのが実情です。 夫に、毎年何か持っていくのか聞いたところ、「空きっ腹」との返答でございましたが、今年は口が増えており(=私のことです)、さすがに手ぶらでは行きにくいようでしたので、クランベリーとプラムでソースを作り、マフィンを3種類ほど焼き、ドライフルーツとナッツのパイを作れるようにパイ生地を下焼き(これは大失敗)して準備いたしました。 結局パイはあきらめて、他のものだけをラッピングして持って行きました。

アンドレアの家では、クリームチーズが2種類、クラッカーとともに用意されており、それをつまみ食いしながら他の料理の準備です。 焼きあがるのにだいたい6時間くらいはかかるターキーは、すでにオーブンに入っておりました。 それに大量のじゃがいもが茹でられ、マッシュポテトになり、ヤムはすでに蒸し焼き状態、ターキーグレービーとターキーの中の詰め物は別に鍋で作られ、三度豆やコーンは電子レンジで解凍、とにかくものすごい量のお料理でございます。それ以外にパイが5種類、お師匠さんの奥さんが買ってきたのが2種類。 人間が子供も入れて13人も居るとはいえ、とても一度に消費できる量とは思えません。 ターキーはだいたい10㎏ほどの大きさで、お皿に切り分けて準備完了でございます。 皆並んでビュフェ状態でめいめいのお皿に取り、食事をしました。 人の家で料理をしているところを見るのも初めて、食事をするのも初めての私には、とにかく楽しいことだらけでございました。 冷凍野菜やインスタントを適当に使いながら、ちゃんと作られたお料理だったように思います。

家の装飾も、玄関のところに豊穣をイメージさせるようなディスプレイがされていて、ダイニングテーブルも可愛いセッティングがされていました。近所の家では大きな空気人形があって、そこへ記念撮影にも行ってまいりましたw

当然、ターキーは大量に残されましたので、胸あたりの白い肉と腿などの赤い肉に分類しながら解体し、食べやすいお肉は残して骨に付いた肉や軟骨(といってもチキンと違って相当硬いです)、皮やまとめにくい肉ばかりをいただき、さらにはアンドレアの焼いたパイ(美味しくてつい食べすぎた私)までいただいて帰ってまいりました。 テレビニュースでもやっておりましたが、5日も経つと、賞味期限も近づき、そろそろ食べきらねばならないのでございますが、なかなか無くなってくれずに必死で消費いたしました(汗 ターキーは比較的あっさりとした脂肪分の少ない肉とはいえ、焼くと少し独特の風味があります。やっと消費しきった時には、しばらくその香りを嗅ぎたくないなあと思ってしまいました。

いずれにせよ、初体験の楽しい行事ごとでございました。 さて、今年はどうなりますでしょうか。


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語学学校 [Do it myself]

ばたばたと、本当にばたばたとした年末年始が過ぎ、ばたばたとこちらに戻ってきてほぼ一ヶ月、やっと少しだけ落ち着きました。
年明けから年甲斐もなく、「学生」に戻ってしまった私でございます。 月曜日から木曜日の朝8時半から午後1時半まで、びっしり英語漬けの日々でございます。 内容的には、Grammar、Writing、Reading、そしてSpeakingandListeningという4コマ構成になっております。


半日なら楽勝、と思う方もあるかもしれませんが、後2コマも増えようものなら発狂してしまいます(汗 宿題も日に日にハードになっていきますし、それ以外にも此の地ならではのアクティビティも組んでくれているのでそれにも適当に参加しています。先週はNBAユタジャズの試合を見に行きました。チケットはディスカウントで、さらにホットドック一個付きでございましたw 来週はユタの数ある国立・州立公園のうち、非常に有名な公園に泊まりで行くことになりました。前日には野生動物ウォッチングにも行く予定です。


確かに大変ではありますが、この学校に入って良かったとつくづく感じる点はいくつもあります。
まず、発音を修正するソフトが恐ろしくしっかりしていること。学生なら授業中以外はいつでもコンピュータラボに行って使うことができます。また、リスニングのためのソフトもきちんと構築されていて、簡単に、しかも着実にトレーニングできるよう考えられています。 さらに、基本的に外国学生が大学へ入学するための語学トレーニングの組織なため、将来的に大学教育のレベルについていけるよう、思考の組み立て方やレポートの書き方、授業の聞き取り方法なども教えてくれます。 日本とは論の組み立て方が基本的に違うということをこの一ヶ月で痛感しました。 落ちこぼれるとそのクラスをもう一度取り直すことになりますし、下手をすると学生の身分も失うので必死です。 記憶能力は以前から乏しかったのですが、加齢にともなってさらに低下しているため、語彙力をつけるのが一番大変でございます。
今月末にはセッション末の試験があります。しかし、その日に私は居られないので、これから先生たちと相談しなくてはなりません。救済措置を考えてくれたら、私はとりあえず落ちこぼれではないと自信を持とうと思っています。


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Scrapbookingをするなり [Do it myself]

スクラップブック、と申しましても日本で認識されている、新聞の切り抜きなどをコレクションするのとは全く違います。

アメリカでは、家族の写真をただ単にアルバムに貼るのではなく、いろいろな装飾やコメントを入れて楽しく残すことをいいます。 好きな人は本当に凝りまくるようで、ポップなものからエレガントなものまでいろいろと自分のセンスで楽しんでいる方が多いようです。 内容は旅行の写真や年間行事(クリスマスやハロウィーン、バレンタインなど)、誕生日、卒業式といったものから、ケガをした時のことなどさまざまです。 スクラップブックを作ることをスクラップブッキング、と言いますが、その単語が定着する程度にはポピュラーだ、と図書館で借りた本に書いてありました。 人によっては、写真以外にも、拾ってきた葉や花、入場したところのパンフレットはもちろん、かかった費用の明細書まで一緒に貼ることもあるようです。

クラフトショップへ行くと、スクラップブック用のアイデア集から、貼り付け用のきれいな紙、立体的なシール、スタンプ、メッセージカードや糊、もちろんアルバムまで驚くほど沢山置いてあります。また、スクラップブッキングの専門店などもあり、小さな花の材料やピンなども置いてあったりいたします。 また、いろいろな文字をフォントとサイズを選んでカットできる機械や、文字以外にも形が選べるダイカットマシン、様々な形にくり抜きできる抜き型なども大量に売られています。

そういうお店では、講習会が格安で開かれたり、その時間に行って参加料を払えば、いろいろなピンキング鋏や抜き型、カットマット、用紙を自由に使える日を設けていたり、年会費を払うとお店で置いてあるダイカットマシンやカッティング用品、抜き型などを営業時間内は自由に使えるなど、なかなか有り難いシステムを設定してくれています。

 

写真嫌いの私が、どうしてスクラップブックを作ろうという気になったのか。 それは結婚式をしたから。 それで写真をお見せする機会が増えたから。 出席してくれた家族や、出席できなかった家族に写真を焼き増しして差し上げるのに、そのまま差し上げるのも芸がないと思ったから。 これだけの理由です。

手始めに、市立図書館へ行ってスクラップブッキングに関する本を3冊ほど借りてまいりました。 そのうちの1冊には、用紙や糊の種類、鋏の種類など、ツールとマテリアルに関しての解説が載っていて非常に参考になりました。 インターネットでも検索しましたが、なかなかこれといった情報がありません。内容が切れ切れなのです。 アップされている作品も、やはり1ページもので、いまいちイメージが掴みにくいものが多いように思います。 でも、スクラップブックにする時には、旅行にしても何にしても、少なくとも数ページものになるはずですし、そのストーリーをどう組み立てるのかといったことまではなかなかサイトに載せにくいのだろうという結論に達しました。

下知識を本で仕入れて、いよいよ制作です。 まずはよく行くクラフトショップが行うCrop Nightという催しに参加しました。 これは参加すると、いろいろなツールが自由に使え、デザインのアイデアなども提供してくれるというものでした。 一応先生のような人が居て、彼女の作った作品集を見せてもらって、お店の売り場へ行き、好きな材料を持ってきて自由に作ります。 使った材料は最後にレジで10%引きで精算してくれます。 そこでだいたいの流れや糊の使い方などを見習い、自由に使える「難あり」用紙の束から、使えそうなものを拾って、1冊作りました。 ページによって、見開きなら両方のページの統一性をどう考えるかなど、編集的な要素も必要だとわかりました。

その後は、少し遠いところにある、スクラップブッキング専門店に登録し、そこのワークルームを自由に使わせてもらっています。 その設備はクラフトショップの催しとは段違いに良く、テーブルも大きく、きれいです。何より、スタッフもお客さんも、皆目的は同じですから、他の人の選ぶのを見聞きしたり、お店の人がアドバイスしているのを聞いているだけでも知識になります。 材料などもそれなりの値段はしますが、グレードも高く、種類も豊富です。

最近はそこへ通って、様々なツールを使い、ざっとレイアウトをしてから家で糊を使って仕上げるというパターンになっています。都合6冊のスクラップブックを仕上げるのに、まだ後少しかかりそうです。 小さいサイズの3冊はほとんど出来上がり、日本で少し文字を足したらOKの状態になっています。来週のサンクスギビングデーまでに、アメリカで持っておく用の1冊を仕上げて、来月日本へ戻るまでに残りの2冊を作って持って帰らねばなりません。 手付かずの2冊は写真の枚数や凝り具合からして今製作中のものよりは時間がかからないと思われますので、何とか間に合いそうです。


子供番組万歳!! [Do it myself]

最近食べ物関連のネタが続いておりますので、違う話題にしようと思います。

とはいえ、日本が安倍首相になった実感もわかず、日本の話題にもアメリカの時事にも疎い私(汗

 

というわけで(何w 好きなテレビ番組やよく見る番組についてお話してみます。 平日は毎朝、FOXのニュースを見ながら朝ゴハンというパターンが多いです。天気予報はずいぶん単語が入ってくるようになりました。 9時以降は、家に居る時は子供番組を見ます。 Reading Rainbow、 Between The Lions、 Postcards From Busterなどと続きます。 絵本を読みながらMCがいろいろな体験をしたり、 図書館を舞台にライオンの一家がさまざまなことをしたり、 ウサギのアニメがアメリカ国内の色々な地域へ行って土地の子供達と遊んだり学んだりする番組です。

特にBetween The Lionsは気に入っておりまして、図書館でビデオを借りては家で見ています。 番組中のいろいろなコーナーや読まれる絵本も楽しいのですが、特に、発音のポイントが非常にわかりやすく解説されているのが感動的でした。 eaの場合は、後ろのaを発音していないとか、 qは単語の最後に来る以外はuとセットでしか存在しない、とか、知らない単語でも分解して読めるようになるヒントがたくさんあります。おかげでずいぶんと発音は向上したようです。 そんな法則を、さまざまな音楽にのせて教えてくれます。 日本ではNHKが買って、「ライオンたちとイングリッシュ」という名前で放送しているようです。 また、pbskidsのサイトに行くと、いろいろな歌の歌詞やメロディが乗っています。歌詞を見るだけでも勉強になっています。 地元の中学校でやってくれている、communitey educationでもESL(English as a second language)の英語のクラスに通っていますが、それと併せて私の英語の再教育には大きく役立ってくれております。

 

また、Law and Order という犯罪捜査のドラマや、Matlockという弁護士のドラマは完全にわからない私でも面白いです。 これからは日本でも好きだったイギリスの女性刑事ものも放映されるようですので、いろいろ楽しみです。

英語の教育といえば、夜には、Night Showというトーク番組のオープニングで時事をテーマにMCがいろいろなジョークを飛ばすのですが、これを必死で聞いてそのジョークがわかった時はとてもうれしいです。少しずつわかるショークが増えていくようにしたいと思っています。

また、土日のテレビはスポーツ、特にフットボールのオンパレードです。またはお料理、家の修理や日曜大工、ガーデニングの番組がたくさん放映されているので、退屈しません。特に料理番組などは比較的知っている単語がたくさん出てきますので、楽しんで見ています。日曜大工やガーデニングなどは古い家を自分で改装したり、庭に池を掘ったり、驚くようなものが作られたりしていますので、細かい単語がわからなくても面白いです。

外に出かける時間も多いですが、家で見るテレビ番組でも結構楽しんでおります。


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身体教育法を学ぶ [Do it myself]

関西へ戻りました。やっとこ、3週間の東京でのトレーニングが終了し、今日からお仕事復帰でございます。

とはいえ、全てを社長に押し付けて去っていった私ですから、社長が来ないと電話番くらいしかすることがございません(爆 仕方がないので(!?)ブログの更新「でも」しようかと。それ「しか」できないわけじゃないハズなのですがw

 

今回のトレーニングはとても高度な内容でございました。 今まで幼稚園でおゆうぎしていたのが、小学校に上がるといきなり時間も生活もぴしっとコントロールされるくらいの違いでしょうか。…そんなものは高度とは言わないですね(汗

今までは私の受けているトレーニングについて、質問されてもきちんと答えられなかったのです。 正直、一見すると変な新興宗教と間違われても仕方がないようなレッスンもありますし、より観念的な解釈をしてしまうと、私が聞いても言っていることが本当に怪しい場合があるからです。 正直、私も、母が受講しだした頃は、「何てアヤシいんだろう」と、母をヘンな領域に行ってしまった人のように見ておりました。

それがやっとトレーニングも3年目に入ってやっと、少しは説明できるかも…と思えるようになりました。

私がトレーニングを受けているプログラムは、Somatic Education(身体教育)の一つのプログラムです。日本でいわゆる整体と言われるものと決定的に違うことは、「治療」ではなくて「学習」の一種だという点です。ですから、患者は存在しませんし、治療や施術という言葉も使いません。あくまで先生と生徒であり、レッスンなのです。自分の体を自分が今、どのように使っているかを知り、別の使い方、あるいは他の機能を発見することで、自分の身体能力をより広げるための学習プログラムである、と表現しても良いと思います。

クライアント(=生徒に当たります)自身の学習をサポートするガイドとしてプラクティショナー(=先生に当たります)が存在します。時には言葉でリードし、ガイドし、時にはクライアントに触れることでガイドやプレゼンテーションを行います。 そうして体の使い方を学ぶことで、神経系を通した運動機能と脳の繋がりを良くします。 プログラムの中では非常に頻繁に登場する、awarenessという言葉で表現されています。

このプログラムを受講しようと思ったきっかけは、母が受講している内容を横目で見ていて、面白いと思ったからです。 何が面白いかというと、日常生活のあらゆる場面で、あらゆる職業に、あらゆる年齢にいくらでも応用が効くところです。それは、私がトレーニングを開始する前から漠然と感じていたことですが、今回のトレーナーは、それを喩えを使って説明してくれました。

ラウンドアバウト(日本ではロータリーといわれるものです)になぞらえ、Somatic Educationに入ってくる方向は、整体・ダンスなどのアート・スポーツ関係・健康運動指導・ビジネス・その他さまざまで、入って回っているうちに、同じ方向へ出て行く人も居れば、別の方向へ出ていく人も居ます。その回っている中心にSomatic Educationがあるというのです。回っている期間も人様々で、30年間ずっと回っている人も居ると説明してくれました。

さらに、支点・作用点や、身体の論理性など、物理・生物・運動生理等の様々な論理を駆使されています。物理と聞いただけでアレルギー症状が起こりそうな私ではございますが、それでも初めて「面白い」と感じております。

東京でのトレーニングは残念なことに今回で最後の参加となり(…のはず)ましたが、アメリカで引き続き続けるつもりでおりますので、がんばって習得しようと思っております。


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スケート天国 [Do it myself]

現在、ソルトレークから戻ってきております。

手続き上は「帰ってきた」という表現が正しいながら、気分的には「一時帰国」でございます。

ソルトレークは乾燥していて暑いです。場合によっては日中40度を記録する日もございます。そんな日は、地表面は60度にまで達し、たった1m50cmの高低差で20度の温度差になってしまいます。 そんな未知の気温に遭遇した私は、軽い熱中症になってしまいました。

それでも、この大阪の蒸し暑さの中に居ると、乾燥したソルトレークが懐かしく、帰りたいと思ってしまうのでございます。 日没後はすうっと気温も下がり、不快指数100を超えるような関西で育った私にとって、寝苦しいということはほとんどございません。 さらに、住居環境のおかげで、午前中から午後の早いうちにかけては扇風機も必要が無いくらい涼しく快適なのでございます。

早く帰りとうございます。

 

そのような気候ながら、家から自転車で15分のところにオリンピックサイズのスケートリンクが2面あるスポーツセンターがございます。 しかも、2面とも通年営業でございます。

1面は基本的にスケートクラブの専有で、選手たちが沢山練習しております。イタリアのジュニアナショナルチームの選手もここで練習しているようでございます。他にもアイスホッケーチームが練習していたりいたします。

その中で、一部一般開放してくれる時間がございます。Public Skatingと称され、一日に1~2度設定されております。一回2時間程度です。入場料は$3.5と格安でございます。その時間に勝手に滑る人も、遊びに来る人も自主練習に来る人も、レッスンを受けに来る人もおります。

レッスンは、30分/1コマでマンツーマンのレッスンが何と$6.0!! きちんとジャンプやスピンなども教えてくれます。常連の方の中には、フライングシットスピンやアクセルを教わっている人もおります。 貸し靴は$1.5で、初心者でもマンツーマンで丁寧に教えておられます。私の教えていたスケート教室では、グループレッスンで1,250円~1,800円/1.5時間ですから、マンツーマンという点を考えると格安でございます。

リンクには、ジャンプの練習用ツールも常備され、飛ぶタイミングや滞空感覚、ランディングなどの感覚を掴みやすそうです。オリンピックのおかげで市内の何ヵ所かにそのようなリンクができたのだろうとは思いますが、氷の質も申し分なし、料金も格安とあっては、練習拠点にしたいと思う選手たちがいても当然でございます。

今夏からは浅田姉妹も練習拠点をアメリカに移すようでございますが、上のような環境を目の当たりにすると、それも致し方無いと思ってしまいます。

スキー選手などで、オリンピック後にオリンピック会場となった場所の近くに居を移した人が居るのも納得でございます。郊外にはUSナショナルチームの練習拠点もあるそうでございます。

 

このリンクのおかげで、久しぶりに1回転ジャンプを跳べるようになりました。スピンもがんばってやり直し中でございます。もう少ししたら、そのレッスンも受けてみたいと思っておりますが、その前に自分で思い出せるところまで思い出しておくことと、体を動く状態にすることと、レッスンを受けられるだけの英語のスキルを身につけることをクリアしようと思います。


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獲れ過ぎアプリコットを保存する [Do it myself]

イヤになるくらい獲れる、とは聞いておりましたが、まさに獲れ過ぎというくらい大量に収穫してしまいました。

取りに行く樹や場所によって風味や熟し具合、大きさに差があるものの、全部で収穫した量はおよそ6キロ(推定)。

生食は、樹からもいでそのまま皮ごといただきます。熟れ具合や味を確認するのにも必要でございます(違w 単に食べたいだけ、だったりいたします。

しかしあまりに大量収穫なため、生食ではなかなか消費しきれません。そこで、まずアプリコットジャムにいたしました。

アプリコットを二つに割ってタネを出し、さらにそれぞれを二つ割りにして中くらいの鍋いっぱいになったら、三温糖を適当にからめてしばらく放置しておきました。そうすると、アプリコットの表面がしっとりしてきます。鍋を傾けると少し果汁が出てきたくらいでほんの少し水を入れてフタをし、弱火にかけておきます。あまり水分のなさそうなアプリコットでございますが、結構水分が出てくるもので、果肉がヒタヒタになるくらいになってまいります。そうしたら味をみて、甘さを足したりして好みに調整いたします。鍋のフタを開けて焦げないように時々鍋底からかきまぜて適当に煮詰めたら仕上げにハチミツを入れました。

しかし、これはあまり持ち歩きには適しません。このアプリコットのおいしさを持って帰ろうと、今度は干し杏に挑戦いたしました。

これは、野菜や果物を干す用の機械を使いました。これでジャーキーなども作れるスグレモノでございます。プラスチックのケースが4段ついて、下には電熱が入っているという、単純な機械でございますが、なかなか働きモノでございます。

これも二つ割りにして、タネを出し、そのままケースに乗せていくだけでございます。一晩くらいで様子を見ながら、好みのかたさに干せたらケースから取り出すだけでございます。干すと甘酸っぱさが濃縮されてまた風味が違います。少しやわらかめに干しあげて、刻んでケーキなどに入れたり、ヨーグルトにいれてみようと思っております。

アプリコットは体に良いので、せっせと配給しようと思っております。


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夜のお散歩 [Do it myself]

ソルトレークは暑うございます。

日中は日差しもきつく、30度にならなくても暑さはきついです。 ですが、湿度が低いので、日陰に居ると非常に快適で、実はそれほど暑さを感じなかったりいたします。

ですが、これが曲者でございまして、それで油断をすると脱水症状を起こすこともあるそうでございます。そのために、日ごろから日本に居る時よりも水分補給に努めております。日本では、午後2時頃が暑さのピークでございますが、こちらでは午後4時~6時頃が一番暑いような気がいたします。

朝は気がつけば陽が昇っておりますので、よく存じませんが、日没は午後9時過ぎ、その後も半時間は薄明るく、暑さもおさまってまいりますので、その時間によく近所のお散歩に出かけます。

その時間は猫のお散歩タイムでもあります。

こちらの猫は、呼んでやると結構寄ってきてくれますので、なで放題でございます。おやつをねだる子や、縄張りが広い子、木登りする子などいろいろ居ります。首輪にタグをつけている子も多く、それでお名前チェックをいたします。

キタにタミー、シーズルー、クリフハンガー、プリンセス、バブルス。他にもお名前のわからない子がたくさん居り、小一時間のお散歩の間にどの子に会えるかいつも楽しみでございます。子猫も居れば、スリムな子、おデブちゃんもいろいろです。中には、家まで訪問してくれている子も居るようです。

それ以外にも、桑の実にはじまりサクランボ、黒スグリなどの果実を人の家の塀外からお相伴にあずかるのも楽しみでございます。これからは杏が最盛期だそうでございます。確かに美味しゅうございます。後は、洋ナシ、プルーン、胡桃、葡萄、ブラックベリーなど、秋にかけてしばらく楽しめるようでございます。

このお相伴も、夕暮れ時の方が都合が良かったりいたしますw こちらに居る間、気候の良い時は夜のお散歩はやめられそうにありません。


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エビでタイ釣るバレンタイン [Do it myself]

もうあっという間にバレンタインでございます。

とはいえ、自分用と義理チョコばかりにご縁のあった今までのバレンタインですから、あまり興奮することもなかったのでございますw それでも、その時期しか出てこないようなショコラティエのチョコは見るだけでも楽しみでしたから、平日に仕事をサボって近所の百貨店等に出没しておりました。平日の昼過ぎくらいまでならお客も少なくて、試食いただき放題でございますし(悪w

一昨年のバレンタインは、私にしてはマメに、お得意先の全員に渡るようにとチョコを配り歩いた記憶がございます。 日ごろお世話になりまくりの皆様ですし、長年仕事をしておりますと、なんらかの形で皆様と関わりができてしまっており、その中から関わりの濃い薄いでセレクトする方が面倒だったのでございます。

しかしながら、一応部署のトップの方から4人くらいにはちょっと良いものをプレゼントいたしました。日ごろから良いものをお召し上がりであろう方々ですから、そうそういい加減なものでお茶を濁すと、私のセンスを疑われかねません。無いセンスを総動員いたしまして(=試食、という話もw)選んだのでございました。

当日、配りに参りますと、たまたまトップの方がおられまして、他に配っている流れの中、そのままご挨拶しつつお渡しいたしました。

 

そして、3月。

会社になにやら私宛の荷物が届くではありませんか。心当たりの全く無かった私は、首をかしげつつ開封いたします。

中には私のネーム入りハンドタオル2枚セットが!!

贈り主はチョコレートをお配りしたトップの方でした。実はその方とは面識はあれども、名刺を交換するのは恐れ多い方ですので、今でも名刺を交換するなどのちゃんとご挨拶をしたことがございません。ですから、きっと部下の方に私の名前(名字でない方)をお聞きになったに違いありません。また、ハンドタオルという必需品をあのように上品にお送りいただいたことに大層恐縮してしまったのでございます。社内の者には「エビでタイを釣った」と言われまくりました。

今でも大事に使わせていただいております。

 

そして今年、ほとぼりがさめた私は、「エビでタイ」計画を再度検討中でございますww 部署のトップの方であれですから、企業のトップの方に差し上げたら一体どうなることやら…と一人笑いをしております(悪w それはさておき、今年もちょっと大きめに配り歩く予定にしております。

それ以外に、20年近く差し上げている義理チョコを選ぶのも楽しみでw チョコ好きの男性は、この時期チョコが買いにくいと嘆いたのを聞いて以来、彼には毎年プレゼントしております。チョコ好きなだけに、好みもうるさいので気を使いますが、それもまた楽し、でございます。どうも来年以降はプレゼントできない状況になりそうですから、今年は念入りに選ばせていただきますw


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