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アメリカって広いなあ [つぶやき]

語学学校も卒業し、滞在資格の変更待ちで本来なら「お気楽専業主婦」として一日中ヒマを持て余す生活を送っているはずの3ヶ月間でございました。
ところが。 毎日家には居ないし、あちらこちらへと出かけ、人に会う用事も忙しく、夫からは「貧乏ヒマなし」の称号を戴いてしまいましたw

とにかく3月に入ればすぐにミシガンはデトロイト近郊での約3週間の研修に参加する予定でしたので、その準備もございました。
3月の頭といえば、ユタはぼちぼち最低気温が0度を超えるようになり、少しですが寒さが緩む時期でございました。
ところが、ミシガンはまだ真冬。好き好んで真冬へ逆戻りでございます。
とはいえ、アメリカの何と広いこと。
ミシガンでは雪はそう多くなく、とにかく何もかも凍ってしまいます。雪が降って積もっても、半日経てば立派に!?凍ってしまいます。下手に踏み固められた道はつるんつるんで、スケートリンクをでこぼこにしたような状態でございました。歩くのも運転するもの怖いのなんのって(汗

また、ユタでは山がすぐそばで、坂道とはお友達、が当たり前でございます。
ミシガンは基本的に土地が平らなので、スキーをはいてもクロスカントリーで、自力で滑らねばなりません。山が見えない分、森と湖がきれいで、春になればもっと楽しいだろうと次のミシガン行きに期待がかかります。
野生の動物もユタではあまり見ないものも多く、カソリックの教会が経営する研修所のようなところに滞在していた私には毎晩窓の外に来る野生動物たちがお友達でございました。
アメリカ唯一の有袋類、オポッサム。ユタでは強烈なニオイしか嗅いだことのない、スカンク。 家でもたまに隣の家の裏へやってくるアライ(グマ)さん。
とにかく、滞在場所は神父さんの養老院と薬物中毒者の更正施設がセットになっており、英語のインターネット以外にはテレビ、電話もないという生活でございましたから、野生動物さんたちは私の慰めでございました。

午後9時から10時半頃、部屋の電気を消し、非常用に持参した懐中電灯で窓の外を照らしますと、何やら動くものをキャッチできる確率高し、でございました。
オポッサムは私が照らそうがお構いなしで私の撒いたピーナツやらをひたすらかじっておりました。乾燥させた洋梨のチップスは嫌いなようでございました。もともと草の根っこをほじって虫を食べているのか、根っこ自体を食べているのか、そのような食生活のようでございました。
スカンクはすぐ窓の下までは寄ってきませんでしたが、黒地に白い縞がくっきりと夜目にもわかるので、容易に判別ができます。万が一、驚かそうものなら驚いて逆立ちして、例の強烈なニオイを噴射し、そのニオイに何日も悩まされることになりますので、あまり近寄られなくてよかったと思っております。
アライさんは、私を見つけると、じっとこちらにメンチを切ってまいります。そしておやつを全部食べ尽くすと、窓まで伸びをして、私の顔を覗きこむのです。一見、それはそれは愛らしいように思える仕草でございますが、実のところは「オイ、これだけか。もうちょっとよこさんかい。」と脅されているのを私は知っておりますw しかも彼らは狂犬病を持っていることが多いので、迂闊に窓を開けて引っかかれたり噛まれたりすればもっと厄介でございます。
半時間以上の脅しに耐え抜いて、じっと窓から見るだけの私でございました。

日中はデカいリスさんたちが我が物顔でケンカをしながらお食事を漁っている姿があちらこちらで見かけることができました。朝夕なら、鷹が地ネズミなどを狩りするのを見られることもありました。それらもユタで見るのと種類が少し違います。

ユタとミシガンでは、気候も違えば風景も違い、住んでいるものも違うのを実感した3週間でございました。
使う言葉も少し違い、比較的ゆっくり話しをする人が多かったので、有難かったです。
デトロイトからトンネルをくぐれば、そこはカナダ、というのも驚きました。 地理的には当たり前なのですが、やはり実感すると何か印象が違います。
これからまた違う土地へ行く機会もあるでしょうし、その度にまた「アメリカって広いなあ」と思うのだろうと思います。
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ツキまくり [つぶやき]

またまた更新が滞っておりました(汗 何だか何やかやと忙しい日々…。しかし今期は最後一つだけになった授業を受けているだけなので、結構気分的には余裕がございます☆

ところで、最近の夫のツキ具合といったら。正直少し怖いくらいでございます。私も、そして本人曰く私以上にクジ運の無かった夫なのに、結構モノが当たっておりますw でも肝心?のジャンボ宝くじは当たってくれません(駄

結婚前とはいえ、夫が私の名前で引いたクジが当たり、夫はヨーロッパでトップクラスのフライタイヤーのフライ(=毛鉤)を手に入れました。 夫のお世話になっているフライフィッシングショップのパーティで、袋入りポップコーンの中に当たりクジが入っていたものも、何故かよりによって夫のフライが二人とも当たり、結局Tシャツに変えてもらいました。フライフィッシングの映画が全米をツアーで回っており、ソルトレークへ来た時も、初回の試写に入れてもらい、これまたクジで私にフライライン(単純に言えば釣り糸)が当たりました。

ところが、最近になってたて続けにものすごい当選確率なのでございます。

出だしは週末、土曜日の行きつけスーパーの創業祭でした。 こちらのクジは「ラッフル」という形式で、番号の入った小さい紙をもらい、半分を抽選箱の中に、その半券を自分が持って、もし同じ番号がコールされれば当選、という方式です。私たちは買い物をしつつ、店内放送に聞き耳をたてておりました。 番号が呼ばれたので、夫は速攻抽選所へ。 スイカひとつ無料券が当たりました。

続けて大学の新学年の時期、新入生歓迎のイベントが大学構内でも行きつけのスーパーでも開催されておしました。 まずは、大学の本屋さんでの催し。無料のポップコーンをほお張りつつ、ゲーム等に興じ、クイズラリーを応募箱に入れて待つこと十数分。 夫は一等賞品をゲットしておりました。 何とカヌー!!しかし私たちはすでにフローチューブを持っているのと、あまりの大きさにどうしようもなく、現在転売されるべくフライフィッシングショップで待機中でございます(汗

その深夜、行きつけのスーパーでも抽選会があり、その時間中に買い物をすると、学割で全品20%引きのうえ、無料クーポン券までくれるというのでついつい行ってしまいました。また、賞品の中にそのスーパーで使える$50のギフトカードもあり、「それが当たると良いなあ」と思いつつ、何か当たれば嬉しいな、と参加しておりました。買い物中に夫の持っている番号が呼ばれたので、行ってみると、何と結構大きな化粧ケース(コスメグッズ付)が!! それはそれで嬉しかったものの、なんだか諦めきれない私たちは結局最後までホットドッグとソーダを飲みつつ待っておりましたら…

何と夫の番号がまた呼ばれるではありませんか(汗

どう考えてもおかしいのですが、とにかく呼ばれたので、行って二度呼ばれたと申告してみましたら、ちょっと考えていた主催のおにいちゃん、「ま、今日はラッキーだったということで」と結局賞品を二重渡ししてくれました。それが$50のギフトカード。いやあ、待ってみるものですね。

その後も大学の体育会の催しでパーカーが当たり、PCのフェアで、$250くらいしそうな周辺機器が当たりとえらいツキようでございます。

でもさすがに今日のサンクスギビングフェアではボウズで帰ってきたので、そろそろ神通力も減ってきたということでございましょうか。

当たるのは確かに嬉しいのですが、やはりジャンボが一発で当たる、とかそういう方向に行ってくれないものかとちょっぴり思ってしまう私でございます。


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バスに勝つ夫 [つぶやき]

ソルトレークに住んで、車無しでもかなり不自由しない一番の理由。

それは、バスや路面電車にチャリンコが乗せられるからでございます。 チャリンコといっても、こちらではいわゆる「ママチャリ」は滅多にお目にかかりません。基本的にマウンテンバイクです。呼び名もbicycleではなく、bikeと呼ぶことの方が多いです。 私も夫も中古品の出物をヤードセール等で安く購入して愛用しております。

それでもたまに不自由なのは、バイクをバスに乗せるのは2台までと決められているところでございます。路面電車の方も一応車両の端に各2台まで、とはなっておりますが、結構譲り合いをして朝夕のラッシュ時には何台も乗せることがあります。結構ファジーですw ところが、バスの場合、バスの前方にバイクラックがあり、そこへ積むようになっています。そのラックが2台分しかありません。 そうすると、たまに先客さんが居たりして1台しか積めない、という場合も出てまいります。近いところであれば2人でバイクに乗るのですが、少々遠い場合は、やはりバス(パスを持っているため、乗り放題)を利用したいものでございます。 特に今のような暑い午後には。

先日も私の成績が出た後、打ち上げに食事に行こうと、ついでにいくつかの用事を済ませつつ出かけました。路面電車で最終目的地へ行くバス停のことろまで行き、バス待ちをしたまでは快調でございましたが、やっと来たバスに2台、バイクが…。 そして1台は私たちの居る場所で降りました。 夫は私のバイクを積ませて、自分はバイクで走って目的地まで行く、と言いました。 「どうせ10ブロックくらいだから…」と。 私は夫が幼い頃からの相当のチャリンコ使い、というのは知っておりますが、さすがに考えました。 とはいえ、私がバイクで行くより夫が走る方が絶対に速いに決まっております。 結局、私はバスに、夫はバイクで走ることにいたしました。

バスの運転手さんは私に、「彼は連れじゃないの?」と聞きますので、「連れです」と答えました。運転手さんは、もう一台なんとか乗せられないものか、非常に悩んでくれているようでしたが、基本的に無理なお話。 実際走り出すと、夫のバイクはバスよりほんの少し先行するように飛ばしていきます。 運転手さんはそれを見ながら、もう一台のバイクが降りたらそこで乗せてやろうという気持ちがありありでございます。 とうとうバスルートが少し迂回する場所まで、もう一台のバイクは降りませんでした。そして夫は当然ながら、迂回せずに別の道を行きました。 途中で少し坂になっており、地図を確かめると実際は10ブロックではなくて20ブロック(3.2キロ)だということも発覚していたため、私も夫が心配になっておりました。 しかも別の道に行きましたので、もう姿が見えません。 とりあえず私は予定通りの場所でバスを降り、交差点の近くで夫を待とうと少し移動しようとしましたら…。

 

夫は交差点で笑顔で手を振っておりました。

 

私は5分くらいは待つかと思っておったのでございますが、バスよりもむしろ早いくらいに着いている夫。 どうなってんの、と驚き呆れました。 さすがに汗だくではございましたが。

ちなみに、食事の後、タイヤに太いピンが刺さっているのが発覚(帰りのバスの運転手さんがラックに乗せている時に気づいて指摘してくれました)し、後輪の空気が完全に抜けてしまいました。 本日修理に行ってきたのですが、結局タイヤを全部交換した方が良いくらい痛んでいたようで、走行中に破裂しなかったのが幸い、と言われたそうでございます。

タイヤを交換したら、ギアももっと軽くて快適になったようで、普通でも早い走りがさらにスピードアップしたそうです。 恐らく、次にバスと競争することがあれば、余裕で勝つに違いありません。 次も登り坂がありませんように。


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お心当たりのある方多数 [つぶやき]

大変ご無沙汰いたしておりまする。

日本はゴールデンウィーク真っ最中、気候もよいと思いますが、私にはもう無関係な話でございます。

今、語学学校の期末試験真っ最中(とはいえ、4教科で2つずつ、2日間)にもかかわらず、あまりに楽しいコラムを見つけてしまったので、つい時間を浪費いたしたくなりました。

警戒過多な女性たち

http://msn1.sunmarie.com/magazine/renaijuku/msn_renjuku/44/

リンク先アドレスの通り、結婚相談所のコラムではありますが、私の友人には結構当てはまるように思えて、さらには私も近からず遠からずでございましたので、ついご紹介してしまいたくなりました。(別にこの会社とは一切関係がありませんし、謝礼等の取引も一切ございません)。

特に後半のたまのセールスが顧客を掴む、という比喩はツボにはまってしまいました。 確かに、いつもはお高いブランドものも、安売り店で買うよりも、ちゃんとしたお店のバーゲンの方が当然信頼性が高く、気に入って長く使えることが多いように思います。

半期に一度のバーゲンなら自分でも考えやすいのではないでしょうか。しかも、クリスマスやバレンタインなどの前でなく、皆があまり焦っていないであろう時期を選んでおけば、より余裕もあろうというもの。女性は自分が買わなくても「バーゲン」と聞くとうきうきしてくるのではないでしょうか。 年に2回の一ヶ月セール期間中なら、独身男性からのお誘いを断らない、とか、既婚者からでも独身男性が来るというのであれば乗ってみよう、とか。

明日に試験がある科目では、Hitchという映画を観ております。ウィル・スミスが主人公のその映画で、彼は「ぼくはきっかけを提案するだけで、後は本人がすること」というようなことを言っています。でも、そのきっかけがなければ、その後はありません。

コラムでいう「セール期間」というのは、自分で自分に与えるきっかけなのではと思ったりしております。

 

・・・お勉強に戻ります…


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お雛様回顧 [つぶやき]

今、書類ごとの手続きのため一時的に帰国しております。 でも今週金曜日にはまた戻りますので、今回はほとんど「用事」ばかり片付けておりまする(汗

本来は先週の水曜木曜で英語学校の試験があったのですが、前倒しで試験をしていただいてからの出発でございました。出る直前は、その試験勉強で週末結構必死でございましたが、ほぼクリアできそうでございます☆ 帰れば週明けからまた次のセッションが始まりますので、また必死でついていく日々が待っております。

丁度お雛祭りの日に日本に居るのをすっかり失念し、義母に言われて気づくというマヌケなことをやらかしておりました(汗 今に始まったことではございません(ジューンブライドも指摘されるまで気づかず、他にもそういう類のボケは多々ございます)ので、構わないのですけれどw

お雛祭り、といえば。 我が家のお雛様は、母の実家からの受け継ぎ物で、本来は一番上の伯母のものでございました。 たまたま私しか女の子が居なかったため、母曰く「一時的に」私のところへお越しだったのでございます。 ところが、伯母に女の子がなかったのと、叔父のところがマンション住まいで段飾りが置けないということで結局私のところへ残りました。 小さい頃からこのお雛様が大好きで、飾ってもらうのがとても楽しみだったのを覚えております。 お雛様の冠がとても装飾的で、飾りがたくさん下がっているのをうきうきしながら眺め、母の目を盗んでそっと触ってみたものです。 もともとは五段飾りで下のお道具の二段が無かったのでございますが、台が木製で、ある時とうとう壊れてしまい、新しい段を購入せざるを得ませんでした。しかし人形店には既に五段飾りの台はなく、結局下二段分のお飾りと七段飾りの台と毛氈を買ってもらっております。 毛氈の色が安っぽくなってしまったのを母とともにとても残念に思った記憶がございます。

しかし、我が家のお飾りはなかなか特殊でございました。 どんな理由だったかはよく覚えておりませんが、極端な年は3月に入ってからばたばたとお飾りをし、たいていの年は、GW前か入ってすぐに五月人形を飾るのと入れ替えで片付けるという暴挙を続けていたのでございますw 大学時代はこの時期にほとんど旅行に行っていたので、一度も出さず。 私が長々とパラサイトシングルを続けていたのはこの所為だと、ここ十年以上はそうやって開き直っておりました(爆 それでも片付いたのだから結果オーライ、とは夫の意見でございますw

そのお雛様も、昨年産まれた姪っ子に受け継ぐのかと思っておりましたら、姪っ子へは先に義妹のお母様の実家から、クソでかい段飾りが運ばれたとのこと。そしてまたしても私の手元に残ったのでございます。 日本でお留守番の私のお雛様を次に飾るのはいつになりますことやら(汗


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エンターテインメントの国 [つぶやき]

先日、NBAのユタジャズとシカゴブルズのゲームを観てまいりました。

今季のユタジャズは好調で、ファンも会場によく足を運んでおります。 なので、超ディスカウントのチケットが出にくかったりするようでございますが、今回は私の語学学校が校外体験ということでセッティングしたものに乗って観ることができました。 チケットは14㌦、一週間前に申し込みリストを見ると、まだ一杯になっていなかったため担当の先生に「夫も一緒に行って良い?」と聞くとOKとこのとで、仲良く一緒に観てまいりました。

チームとしては、私はフェニックスサンズが結構お気に入りで、カードとしてはあまり興味が薄かったにもかかわらず、かなり楽しめたのは驚きでございました。

会場はソルトレークオリンピックの際、フィギュアの試合場になっていた旧デルタセンター、現在はエナジーソリューションズアリーナと称するところでございます。テレビ等で見ていても、結構なすり鉢状の客席が面白そうで、一度は入ってみたいと思っていたのでございます。 実際にチケットを受け取ると、券面は19㌦になっていて5㌦引きで購入させてもらえたようでございます。さらに、チケットにはホットドッグが一つ無料で付いているとのことで、少々驚きました。 ホットドッグは1㌦程度のものではございますが、普段そういったジャンキーな食べ物をあまり口にせず、まして自分で買ってまで食べようとは思わない私にはなかなか貴重な体験でございます。

ともかく、試合の前にはコートまで降りて選手たちにサインをもらったり写真を一緒に撮ってもらえたりもします。 また、会場の周囲を巡る通路には、いろいろなブースが出て、物販から飲食物はもちろん、企業協賛の無料ゲームまでやっておりました。 会場の中心には大きなモニターが吊り下げられ、どの位置からでも見やすいようになっています。 客席の中ほどのところにもぐるりとモニタービジョンが張ってあり、協賛企業のロゴや試合中の煽りなどを常時流しています。 オープニングはアメリカ国歌の合唱、チアリーダーたちのアトラクションは休憩やタイムアウトの間に随時行われます。 ほかにも、来場者へのプレゼントをキャットウォークから落下傘で落としたり、一番目立って応援した人をセレクトして記念品を渡したり、休憩の間に賞品の当たるゲームをしたりと来た人を飽きさせない工夫が随所で行われておりました。 また、安いチケットでしたので、当然後ろの方での観戦だったにもかかわらず、観やすく、しかもきちんと試合運びまで分かりやすく、最後まで楽しめました。

いろいろな意味で、スポーツもエンターテインメントとして楽しめるよう工夫されたハードとソフトを体験して非常に面白かったと思います。 秋は大学の(アメリカン)フットボールの試合も観られたようで、少々惜しい気はしておりますが、アメリカに居る以上、いつかはどこかでフットボールも観る機会があると思っております。 大学が所有しているフットボールスタジアムは、オリンピックの開閉会式で使用された建物で、これまた非常に興味深い建物でございます。 これからサッカーのリーグも始まりますし、始まればひょっとしたらベッカムのチームとのカードがあるかもしれません。 そうしたらまたスタジアムに入る機会にも恵まれるかも、と期待しております。


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昨日のソルトレーク [つぶやき]

今朝、学校へ行くのにばたばたしている時に2本も電話がかかりました。 両方とも日本からでございました。 トロリースクエアというショッピングモールでの銃の乱射事件が日本でも報道され、驚いて心配した母たちでした。

昨夜は予定されていたドラマや何も全部吹っ飛んで、各局ひたすら中継で大騒ぎでございました。 上空はヘリが飛ぶので結構騒がしかったです。 ちなみに、事件のあったモールは、ほんのたまに行く場所ですし、夫は昔手伝っていたおもちゃ屋さんがあったので、よく行っていた場所だそうです。 家から歩いて約20分程度、マウンテンバイクなら下り10分というところでございます。 毎週一回は食料品や日用品の買出しでお世話になっているスーパーのはす向かい、というまさに生活圏で起きた事件ではございました。

ちなみに、本日用があってその近くまで行ったのでございますが、未だにに報道車がてんこ盛り、トロリースクエアのブロックには立ち入り禁止テープが張り巡らされて近寄れる状態ではございません。 当たり前ですが。 ですが、スーパーで強盗が起こっても、翌日には思いっきり普通に営業しているようなお国柄ですから、銃の乱射でガラスやなにかが散乱していなければ今日から営業していたかもしれません(汗

いずれにせよ、容疑者は射殺されてしまったため、真相も闇の中という点をこちらの人たちは残念に思っているようです。 今朝のニュースでも、まだ容疑者が一人か二人かで情報が錯綜していたり、亡くなった容疑者も射殺されたのか自殺したのか局によって情報が違ったり、まだ落ち着きませんでした。

夫は、コロラドで起きた高校での乱射事件の模倣犯ではないかと言っております。 コロラドの犯人は、不満を溜めている少数の少年たちから崇拝されているようで、4月も近いし、これから模倣犯が何件か出てくるのではと心配しています。同じ時に他の州でも事件があったようですし、気をつけようがないとはいえ、気をつけなくてはならないと思っております。

 

 

ちなみに。

一日休みましたが、今日からトロリースクエア再開とのことでございます。今日のニュースは内部の様子をレポートするネタが多いことでございましょう。


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イキモノ天国 [つぶやき]

確かに、ソルトレークもそうなのでございますが、今回は違いますw

我が家のことでございます。 年末、日本に帰っている時に私の大好きなsister-in-lawがぽろりと言いました。

 

「そういや、ヤモリが居るでしょう、あの家。」

 

・・・え。 何ですと!? ヤモリ~!? 知りませんでしたとも。 虫むしの箱が2箱あるのは知っておりましたけれど、昔、可愛いハリネズミを飼っていたのは知っておりますが、近所の猫が入り浸っていたのも知っておりますが、仕事の関係上、鳥の羽やら獣の毛皮やらが大量にストックされているのはよく存じておりますが。 ヤモリって、ヤモリって!!

爬虫類、両生類、頭足類、昆虫、その他、哺乳類で毛皮がもわもわしている動物以外は基本的に近寄りたくない私にとっては衝撃の事実。 しまった、という顔をしている夫の顔をじぃっと見ながら、居るとすればどこかと必死で思い巡らせておりました。 そういえば、最近、ヤモリの話題をしていたなあ、などとマヌケな思い起こしまでしつつ。 しかし、思い当たる場所はひとつしかありません。「もしかしてクローゼット?」 肯く夫。

その後は「ゲッコーちゃん(我が家のヤモリの種類)は可愛いよ」だの「あれほど臭くもなく、鳴きもせず、餌も一週間に一度程度で手のかからないペットは居ない」だの「黄色と黒の縞々がきれい」だの「顔のブチがブタっ鼻のようで可愛いし、(私に)似ている」だのと力説しだしましたw いいえ、私にしたらマレーシアのローカルなコテージにびったん、と張り付いておられたヤモさんたちと何の変わりもございませんとも。 今のところ直接被害を蒙っていないので、別に居ても良いですけれど。 世話しろと言わなければ。 ちなみに、以前夫が長期で家を空けた際、虫むしにはゴハン(ふすまとじゃがいも)をあげて欲しいな~、と言われ、どうしてもやれと言うなら箱ごと集合ゴミ箱行きにしてやる、と言った私でございます。

結局、こちらに戻ってからご対面させられたのでございます。 昔、ペットとして値が上がるというので繁殖させようかと手に入れたようですが、手に入れてすぐにあまり値が上がらなくなり、結局繁殖させずにペットとして飼っているようでございます。 虫むしをゴハンにあげると、じいっと眺めてからばくっ、と召し上がっておられます(汗 ちなみにゴキちゃん(こちらのは小型で薄茶色)も大好きだそうで。 しかし私には半径2mが限界でございましたw それ以上近づけようとされたのですが、夜に私の絶叫が響き、大層近所迷惑だったことでございましょう。

今後も遠からず近からず、片目をつぶって同居することになりそうです。

 

最近では、やっと念願の野生(…野良?)アライグマも目撃できましたし、少し暖かくなってきたので、鳥もいろいろ増えてきました。 アライグマは深夜、家の裏の大きな木に登っているところを2夜連続で目撃しました。その後木のところまで行ってみますと、木の横にアライさんたちご一家(と思われる)のトイレがございました。 う○が塚のように積み上げられているのを目撃してしまいました(汗 夫はたまに、大学の構内でもうさぎや鹿など野生動物の落し物(=○ん)を発見するそうです。

今週末には野生動物見学日帰りツアーにも参加いたしますし、国立公園にも行く予定です。動物づきそうな一週間でございます。


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セントルイス1位、デトロイト2位 [つぶやき]

もちろん、野球のワールドシリーズも同様ですが、それなら1位2位という表現は適切ではありません。最近発表されたアメリカで最も危険な都市のランキングです。

Night ShowのMC、ジェイ・レノには「デトロイトはここでもセントルイスに負けた!」などと皮肉られる始末。普通は不名誉な1位より2位の方が喜ばしいはずなのに、デトロイト市民なら何だか悔しい気持ちになってしまいそうなジョークでしたw

私はニューヨークやロサンゼルスは危険な都市だと思っていましたが、それ以上に危険なのか、それとも見方が違うのか、そのあたりはよく分かりません。 今滞在している都市も、一応州都であり、州では一番大きな都市ですから、毎日のように犯罪の報道があります。私がよく行く市立図書館も、2ヶ月前くらいに爆破事件があったばかりです。それでも、地域によってかなり治安に格差があるので、比較的気軽に出歩けております。 ダウンタウンの東側、それも山に近いところに居ますが、ここでも西側に行けば、ダウンタウンの近いところにホームレスの集まる場所や、郊外は比較的低所得層の住むところもあり、その辺りはどうしてもドラッグや犯罪などのリスクが高いようです。 ユタ州は、アルコールの規制が厳しいほうで、しかも多数の信徒を抱える宗教の教義の関係でタバコやコーヒー・紅茶ものまない人が多いのですが、それでも友人の友人や身内くらいまでの範囲に、アルコール中毒で若くして亡くなったり、ドラッグ中毒の人が存在します。 日本に居る時には身近に感じなかったことが身近に感じられます。 だからこそ、危険を見分ける力をつける必要があるのだと痛感します。ドラッグ中毒の人やホームレスの人は見分けるコツというのがあるようです。 少しずつ教えてもらっていますが、何かトラブルに巻き込まれた時、語学力の不足と知識の無さで対処できない私にとっては、リスクをできるだけ減らす、というのは非常に重要なことです。 …とはいえ、マウンテンバイクに乗る際のヘルメット着用義務はしょっちゅう破っています(汗 交通量の多いところや、長い距離を乗る時はかぶりますが、近所は…。 嵩高いのと、扱いにくいのが難点です。 命には代えられませんので、気をつけるようにいたします。


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タブーにしないことの大切さ [つぶやき]

こんなのがあるよ、と教えられた記事です。

「性の風景」 http://www.yomiuri.co.jp/feature/sfuukei/index.htm?from=yoltop

私は長いことこの新聞を購読しておりましたが、この連載記事の記憶がありません。紙面をいかにいい加減にめくっていたかと恥じ入りました。連載中はいろいろ批判もあったようですが、私はこの記事の内容も、これをきっかけに考える機会をくれたことも、とても良いことだと思います。

それはさておき、

私の同年代以上の女性は、性や異性に対して発言することをタブーとする傾向が強いように感じます。私もそうでした。異性やお付き合い~結婚、性について、自分の思いや意見、理想を持っているにもかかわらず、発言することに対して、はしたないと感じたり、嫌われるのではないかと感じたり。 私は勝手に「初めての人=結婚相手という思考の強い、最後の世代」と言っております。それはそれで慎み深いとは思うのでございますが、この新聞記事を読んで、そうは言っていられないのではないかと感じるのです。私と同年代の女性、特に「きちんと育てられたお嬢さん」ほど、親世代の「古風」と言われる恋愛・結婚観と、若い世代の新しい恋愛・結婚観の狭間でひっそりと生きてきたのではないかと思います。親の恋愛・結婚観に縛られるのを良しとしないのに、同じような思考をしてしまっている自分に気づいているのです。若い世代の自由さを羨ましいと思っていながら、それを実行に移す勇気は出てこないのです。どちらにも反発を感じながらも、日々の生活に追われ、第三の方向を見つけて踏み出すエネルギーがなくなってしまっていたりするのです。

ですが、上の世代に熟年離婚が増えているように、沈黙し、また別の理由も含めてコミュニケーション不足に陥ってしまうことが後々引き起こすことを思うと、このままひっそりと生きずに、今、考えることがとても大切なのではないかと考えています。目を背けずに考え、自分の意見をしっかりと持ち、それを言える勇気を持ちたいと思います。私は今まで、「言っても理解してもらえないだろう」「鼻で笑われるか、小賢しいと疎まれるくらいなら避けて通りたい」と思っていたのです。経験も乏しい(…と自分で思っている)私が考えていることなど、他の人から見たら現実と乖離しているか高慢なのか逃避しているかとしか受け取られないだろうと思ってもいました。

先日、出会った友人に性的経験について尋ねたら、非常にイヤな顔をされました。半分は確かに興味からでしたが、半分は違う意図で聞いたのです。しかし質問の内容にアレルギー反応を起こされてしまっては、その残りの半分の意図を説明しても理解してもらえません。30代も後半になってくると、早い人なら更年期、女性に特有の病気のリスク、そして出産時のリスクに直面せざるをえなくなってくると思います。それと性とを関連して考える必要も出てくると思います。たとえ結婚したくない・しなくても良いと思っている人であっても、性を自分から切り離さないで欲しいと思います。結婚したいと思っている人なら、本当は目の前にぶら下がっている問題だと思いますし、タブー視してはいけないと思うのです。 性の問題は、自分の心と体の問題だと思うからです。健康な心と体のために、性について考えること、話し合うことを避けてはいけないと思うからです。

また、性は大切なコミュニケーション手段の一つ、と思っていても相手には理解されないだろうと私は思い込んでいました。実際に話をしても到底理解できなかっただろう人がいました。今まで冗談めかして言うことはあっても、それを論じ合うことはありませんでした。 周囲の一側面や報じられる情報に触れて、結婚ってどうせこんなもの、と自分の望むような関係を構築する努力をせずに生きようとしていました。 愚痴や不満、諦めを聞く機会や舞い上がったおノロケを聞く機会は多く、ともに生きる楽しさや喜びをじっくり聞く機会は少なかったような気がします。

しかし、幸いにしてこの記事を紹介してくれるような伴侶を得た私は、改めてきちんと考え、もの言う機会を与えられ、そして話し合えることに感謝しています。そして、「失敗してもいいや」と思っていた3年前までの自分の結婚に対する姿勢を反省したいと思います。反省はしますが、否定・撤回はしません。実際そう思わなければ前に踏み出せなかったのも事実だからです。自分の生きてきた道を否定して先が開けると私は思わないのです。

 

話は逸れますが、性感染症についても、性交渉以外からうつる可能性のあるものもありますし、日本では日常生活の中で感染のリスクを減らす意識がまだ低いと感じていますから、誰でもが感染している可能性を否定できないはずです。日本でも、パートナーとの間で普通に避妊や性感染症の話ができ、揃ってHIVなどの検査に行ける日が、いつか来ることを望んでいます。


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